こんな写真×詠んでみた

2013年7月突如出会った新しい芸術表現。 写真と俳句をコラボさせた 「フォト×俳句」 どちらも全くゼロからのスタートです。 作品作成のプロセスや結果を徒然なるままに・・・

どうぞ「フォト×俳句」の作品画像をクリックしてご覧下さい。

熱燗や過去も未来も夢の彩
俳号の山走子というのは、何度か書いているけどトレイルランナーから来ている。
山には雪が積もってきたので、これからのシーズンはスノーシューなどで遊ぶ。
とにかく、山に入って遊んでこその山走子(笑)
なんだが・・・

10月に右足を痛めてから、全く走れていない。
二三日寝れば治るだろうと高をくくっていたら、今日になってもまだ痛みは消えない。
その間に何回も忘年会があり。
走っても走らなくてもお腹は空くし。

「フォト×俳句」も良いのだが、運動しなきゃ自動的に太るよね。
この三ヶ月で5㎏は増えちゃったし(泣)
早く足を治して復帰したいものだ。

[俳句解説]
忘年会での話題は、もっぱら今年出たレースの話し。
まぁ、そういう仲間で飲んでいるからそうなるわけで。
今年の話しも来年の話しも基本的にはトレランの話題。
って事で、それをそのまま俳句にした。

[写真解説とデータ]

露出時間:1/52
絞り:4.6
F値:f/5
ISO:80
WB:自動
露出プログラム:絞り優先
露出バイアス:+0.3


[何故この写真をこの句に合わせたのか]
酒を酌み交わしながら語る内容は若い頃の話しにしろ、これからの話しにしろ多少脚色されている。
本当に苦労してトレーニングしたものには、それも許されるだろうと。
苦しそうに山道を駆け上がる高校生を合わせてみた。





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軽々と日向広げる冬の蝶
ここのところ、ことごとく落選が続いていただけに。
これはフォトコン1月号の入選作品です。
今年最後に雑誌に掲載されて嬉しい。

ただ、これ投稿したのが随分前なので、自分でも忘れている。
まぁ、今はそのくらいで丁度良いのかな。
選ばれる選ばれないでどうしても一喜一憂してしまうけど。
今は、選ばれたら何かの間違いで選ばれなかったらそれだけの事。

最近ようやく俳句の勉強の仕方がなんとなく判ってきた。
俳句が判ったのではなく、俳句の勉強の仕方。
しかも、完全に判ったわけではなく、何となく・・・(笑)

まず、とにかく実作ありき。
そして、過去の佳句をいっぱい読む。
当たり前な事だけど、やっぱこれなんどうな。

自分の作った俳句が届かない理由を自分の言葉でもう少しで表現出来そう。
あと少しで第1ステージをクリア出来そうなんだよねぇ・・・・


[俳句解説]
立冬が過ぎて寒くなってきたけど、日差しがあれば暖かい。
この季節は陽が当たっている場所とそうでない場所で随分差がある。
蝶々が飛んでいる軌跡を追うと日向が拡がっている。


[写真解説とデータ]
露出時間:1/810
絞り:5.3
F値:f/6.3
ISO:80
WB:自動
露出プログラム:絞り優先
露出バイアス:±0


[何故この写真をこの句に合わせたのか]
どっちが先だったか忘れたけど、「軽々」に対してローラーの重さ。
芝生の中にはタンポポみたいな花もいくつかあったんですよ。
そして、写真には写ってないけど実際に蝶々が飛んでいました。





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向こうから誰か手をふる冬野かな
まいまいクラブに出すも今週も選外・・・・
ちょいとへこむ。
俺って俳句の才能が皆無か?
とさえ思う。


角川学芸ブックス 新版 20週俳句入門
藤田 湘子
角川学芸出版
2010-04-21


などと思って、この本を読み返していたら見事にそいう状態を見透かすように。
「・・・俳句を作り始めのころは、とにかく無我夢中だからそんなことはないけど、作句をはじめて三ヶ月四ヶ月とたってくると、必ず、「私は俳句をつくる素質があるだろうか」と悩む人が出てくる。」
と、書かれている(笑)

で、どうするかと言うと。
「だまって一生懸命作句をつづけなさい。素質があるかないかは、作句をつづけるかつづけないか、と同じ意味です・・・・ヨーイドンしたばかりで素質云々なんてことは、言ってもせんないことなのですね」
となる。

どこかで湘子先生が見ているのか?って感じでの記述。
おそらく誰もが通る道筋なんだろうな。
ともかく、今は良いも悪いもないので、ひたすら17音を並べ続ける事が大事だな。

[俳句解説]
季語 冬野
これはこの写真の現地に立ったときに何となく、遠くに人がいるような。
そんな気がしたのでそのまま作ったモノ。

[写真解説とデータ]
露出時間:1/810
絞り:5
F値:f/5.6
ISO:80
WB:自動
露出プログラム:絞り優先
露出バイアス:-0.3


[何故この写真をこの句に合わせたのか]
まいまいクラブは、写真と俳句の関係をそれほど重視していない。
ので、まぁ、写真の説明を俳句でしている。って感じかな。





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枯野より船漕ぎ出して大海へ
またもや、俳句ポストは「並」だった。
「人」になるまでの長い長い道のりを辿っている最中だ。
思うに、下五は名詞による言い切りの形にした方が俳句らしいかな。
あるいは「かな」などの切れ字を用いて、とにかく言い切る型を作ろうかな。

俳句と短歌の違いの説明で俳句は言い切る事が大切だと書かれていたような。
基本的に散文が好きなので、その部分に関しては自分を律する必要あり。

とは言え。
最近は友人とこの俳句ポストの投句をかなり楽しんでいる。
入選するに越した事は無いけど、まぁプロセスはかなり面白い。
誰でもとりあず、即それらしい作品になるのが俳句の良い所だ(笑)

[俳句解説]
これは、数句出したうちで一番の空想作品。
兼題の「枯野」で悩んで色々調べてたら古事記に出てくる枯野船ってのを見つけて、
苦し紛れで17音にしたもの。
これが「並」ってことは他の数句はそれ以下って事なり(泣)

[写真解説とデータ]
露出時間:1/90
絞り:4.6
F値:f/5
ISO:80
WB:自動
露出プログラム:絞り優先
露出バイアス:±0


[何故この写真をこの句に合わせたのか]
俳句ポストは俳句のみなので、これは後から付けたもの。
まぁ俳句の説明ですね。





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クリスマス食傷気味の物語
相変わらず、五七五を並べると川柳っぽくなる。
もともと思考が川柳向きなんだろう(笑)
たまたま信濃毎日新聞に掲載されてたのが「フォト×俳句」だったので俳句を始めたけど。
それが「フォト×川柳」だったら、川柳創ってたんだろうな・・・・

この句を、より俳句っぽくするには中七を替える必要がある。
下五の「物語」をどんな物語だと表現すれば俳句になるのか。
多分、ここで美的センスが問われるんだろうと思う。
俳句はより美を求めているのだと思う。

とすると・・・・ってとこで思考が止まるんだよなぁ・・・

それが判ってるって事は、そこにアプローチすれば良いわけで。
そういう意味では伸びしろがあるぞ。
と、自分で自分を慰める。


[俳句解説]
クリスマスまで一週間というこの時期になると、各メディアがこぞってクリスマス特集。
多くは、恋人達の物語なわけで。
そっとしておいてくれって感じ。

[写真解説とデータ]
露出時間:1/153
絞り:4.6
F値:f/5
ISO:80
WB:自動
露出プログラム:絞り優先
露出バイアス:±0


[何故この写真をこの句に合わせたのか]
サンタクロースの風車とその後ろにはうるさいほどのたこ焼きの張り紙。
張り紙でうるささを表現しようと思った。





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