秋の果て伸びゆく道は幻か     山走子
あきのはてのびゆくみちはまぼろしか

R0014892

本日は下野新聞のフォト俳句発表日
この句は残念ながら選外作品となりました。
個人的には結構気に入っている写真なのですが。
俳句表現がどうしても言葉に出来ませんでした。

奥に見える華やかなスカイツリーと手前の町工場の対比をなんとな表現したかったのですが。
まだまだ力不足です。
スカイツリーの写真はちょっとボケ気味のをあえて選んだわけですが。
これも狙いとして良かったのか悪かったのか・・・

虚子先生が写生句はとにかく練習するしかないと書いています。
花鳥諷詠でなくて、このような町の絵をどう表現するのが良いのやら。
まだまだ学ばなければいけないことがてんこ盛りです。

下野新聞は月に一度の掲載なので、なかなか狭き門です。
次は選んで貰えるようにがんばります。

[俳句解説]
手前からスカイツリーまで一本の道が繋がっています。
この道を歩いているとなんとも不思議な気持ちにさせられるのです。
あの華やかな電波塔はいったい何なんだろう?
この町の景色とあまりにかけ離れている感じが幻感をかんじさせました。

[写真解説とデータ]
すこしボケ気味の写真を敢えて合わせました。

カメラ:RICOH GRDⅣ
絞り:1.9
シャッター速度:1/2
WB:自動
画像設定:ノーマル
露出補正:-4.6


[何故この俳句にこの写真を合わせたか]
華やかなスカイツリーと手前の町工場の褪せた感じを対比させたくてこれにしました。
特にスカイツリーをボケ気味に置いて幻感をだしました。





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