三昧の季節は動き小春かな       山走子
さんまいのきせつはうごきこはるかな

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その俳句を解説して下さい。と言われたとしたら。
最初から自分の手を離れたような気分で、つまりディソシエイトした状態で解説。
まぁ、良句であるとか名句であるとかの前提で解説しちゃったりしそうな一句(笑)

なんてね(爆)

写真に季語がズバリ写り込んでいるのだが。
これをいったいどう扱うのが効果的なんでしょ。
事実を言えば立冬を過ぎてから写真なんで、秋の季語である「新蕎麦」をどうするのか。

自分で設定したハードルながら、案外「フォト×俳句」を考えるには面白い題材じゃなかいかと思い始め。
色々捻ってみたものの、パシッとはまる句が出来ぬまま時間が過ぎた。
結果、自動書記のような句が出来た。

一応、季語「小春」が入っていて17音で収まっている。
日本語の意味として通ずるのか、そもそも日本語が破綻していると考えるか。
「三昧の季節」という言葉が許されるなら日本語的に成立してるって事かな?
もっとも「季節は動き」って言葉はとりあえずOKのはず。
では「三昧」をどう捉えるのか。

当然、仏教用語であるということは判って使ってみた。
「ざんまい」と読ませても「さんまい」と読ませても良いのだと思う。

と、ここまで書いてきて。
これって案外に名句なんじゃね?とか(笑)

やっぱり、作句だけでなくて鑑賞の力ってやつを養わなければダメだな。
句会で誰かがこれを作ったとして、どう評価すんだ?
果たして良いのかデタラメなのか?

俳句ポストの「並」と「人」に差だってよく分かんないし。
って、根に持ってるわけじゃないけど(笑)

[俳句解説]
解説不能・・・
なんか浮かんだ言葉を並べてみただけ。
まぁ、ようするに何にも判ってないで俳句を作ってるって事かな?(大笑)

[写真解説とデータ]
善光寺の入り口にある蕎麦屋の朝の風景。
たしか、大林宣彦監督の映画「時をかける少女」の舞台にもなっていたような。

カメラ:RICOH GRDⅣ
絞り:3.2
シャッター速度:1/104
WB:自動
画像設定:ノーマル
露出補正:+0.3






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