こんな写真×詠んでみた

2013年7月突如出会った新しい芸術表現。 写真と俳句をコラボさせた 「フォト×俳句」 どちらも全くゼロからのスタートです。 作品作成のプロセスや結果を徒然なるままに・・・

2013年10月

行く秋や二つ並べた藁草履
ゆくあきやふたつならべたわらぞうり

tmp_R00147261805121393

出張先でiPadを使ってこのブログをアップしている。
いつものパソコンと違ってイマイチ様子が分からない。
まぁ、後でいくらでも訂正は出来るので取り敢えずアップだけしておこう。

まいまいクラブで大高先生にコメントをいただけた作品。
自分的には入選扱い(笑)
 大高先生のコメントは以下。


 長野県 山走子
 
「行く秋」によって、「二つ並べた藁草履」の情景に想像がふくらみます。
秋の思い出の象徴のようでもあり、去りゆく秋に対して、とどまる日常のようでもあります。

先週もそうだったけど、大高先生に言われると自分でもそんな気がしてくる。
「去りゆく秋に対して、とどまる日常」 って、この表現の方がよっぽど恰好いいい。
何はともあれ山走子の俳号での最初の入選作品ってところで満足なり(笑)

[俳句解説]
変わっていく季節に対して、旅にでようかと考えている。
旅行用の靴を二足並べてみたけれど、果たして旅の同行者として付いてきてくれるかな?
っていうフィクションを詠ってみました。

[写真解説とデータ]
カメラ:RICHO GRDⅣ
絞り:1.9
シャッター速度:1/2000
WB:自動
露出補正:-0.3

[何故この写真とこの句を取り合わせたのか]
青空と雲の様子、遠くを眺めているモニュメントの目。
鹿なのか馬なのか、句はこれのポジションで作って見た。



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目薬の蓋開けたまま夜食とる
めぐすりのふたあけたままやしょくとる

R0014707.JPG

まつやま俳句ポスト365に投句したのが前回は「並」だったんだけど、
今回は一つ上がって「人」になれた(嬉)
並と人の違いがどの辺りにあるのやら・・・・
今回の兼題は「夜食」というところで、案外簡単に出てきた句だ。

というか、まんまその時の状態を五七五にしただけ(笑)
これでも一応俳句表現としてはなりたつし、選んで貰えるってのが嬉しい。
作品の出来不出来ってのはよく解らなかったりするのだが。
まぁ、選ぶ人の主観なんだろうな。

写真は必要とされていないので、これは後付けのもの。

[俳句解説]
季語 夜食 生活と行事 三秋
上にも書いたけど、ちょうど夜食を取っていたときにテーブルをみたら目薬の蓋が開いたままだった。
仕事で残業しての夜食というところを表現したかった。

[写真解説とデータ]
カメラ:RICHO GRDⅣ
絞り:1.9
シャッター速度:5秒
WB:自動
露出補正:-7.6

[何故この写真とこの句を取り合わせたのか]
夜の事務所風景なので、まぁ夜食を食べているというところで(笑)






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あの人の安否気になる野分かな
あのひとのあんぴきになるのわきかな

R0014563.JPG

切れ字を入れると全体を文語で統一する必要がある。
口語で作るのは簡単だけど、今は切れ字を使いたい。

フォト×俳句を始めてすぐに、歳時記、国語事典を揃えた。
とりあえず新しく揃えた国語事典は藤田湘子お薦めのこれ。



現代語と古語が載っているので、湘子は普段これを使っているとか。
確かにこれで十分なんだろうけど、いかんせん文字が小さい(爆)
だんだん老眼が進んできている自分にはチト辛い。

まぁ、見える見えないはともかくとして。
辞書の引き方がイマイチわかるような分かんないような。
いい年をしてと言われそうだが、文語に関しては特に感じる。

文語はやっぱり古語辞典の方が良いかなと、家の中を探すと息子の使っていたものが何冊も出てきた。
とりあえずこんなのとか。

ベネッセ全訳古語辞典 改訂版
中村 幸弘
ベネッセコーポレーション
2007-11-20


これは高校生用だと思うけど二色刷りで案外見やすい。
ので、ここのところこれと毎日格闘している。

ところで、文語の使いかたが合っているのか間違っているのかをどうやって確認するのか。
ここが問題。
誰が詳しい人がいたら教えて貰えるのだが。
哀しいかな、とりあえず独学中。

俳句であれば、とりあえず、品詞ごとにバラバラにする必要がある。
今日の句であれば。
[あの][人][の][安否][気に][なる][野分][かな]
これで正解か?
そもそも、これの分解がイマイチ不明なので辞書を引きようがないってわけ(泣)

なんとなく、
[あの人][の][安否][気になる][野分][かな]
なのかな?とも思ったり。

こうなってくると、フォト×俳句どころの話しじゃなくなってくるな。
で、何がしたいかって話だけど。
[気になる]ってフレーズが気になるわけで(笑)
この中で文語なのか口語なのか判別し難いのがこのフレーズ。

ここまで書いてきて、我ながら情けなくなってきたぞ。
何というか、そもそものところが判っていない証拠なわけで。
まぁ、このブログの趣旨は成長の記録だから何年か経った時に笑いながらここを読める事を祈る。

[俳句解説]
季語 野分 天文 中秋
台風や自然災害のニュースを見聞きすると不思議と誰かの安否が気になる。
自身が渦中の人でない証拠でもあるわけだけど。
日本中のあちこちに知り合いが点在してたりすると余計気になるってもんだ。

[写真解説とデータ]
信濃町で撮影した小学校の校庭にあった花。
残念ながら花の名前は知らない(泣)

カメラ:RICHO GRDⅣ
絞り:1.9
シャッター速度:1/380
WB:自動
露出補正:±0.3

[何故この写真とこの句を取り合わせたのか]
野分=台風の状態を表すような画像、例えば濁流の河川だとか、折れた雨傘等では近すぎと思った。
この花を安否を気にしている人と見立ててニュートラルな状態のものを合わせた。





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右足を少し痛めて秋の山
みぎあしをすこしいためてあきのやま

R0014731.JPG

ここのところ毎週投稿しているサイトが二つある。
その一つがまいまいクラブで、もう一つは俳句ポスト365だ。
で、この二つのサイトに共通しているのが、ほとんどの人がペンネームもしくはハンドルネーム、そして俳号を使って投稿している。
なんとなく本名だと逆に恥ずかしいような雰囲気がある(笑)

前から少し考えていたんだけど。
この際だから自分に俳号をつけよう。
と、色々考えてみた。
どうも俳人には「○○子」という人が多くて、なんとなくそれらしいなぁと(笑)
最初みんな女性かと思ったら男性だったり。
なので、自分も俳号つけるなら「○○子」で行こうと。

さんざ考えた末に出てきたのが山走子(さんそうし)。
2010年から始めたトレイルランニングから持って来た。
山を走る人ってところで、まんまと言えばまんまなんだけどね。
取りあえず検索かけてみたけど、重複する様子もないので採用決定!

芭蕉は絶対トレイルランナーだったと思うのだが(笑)
奥の細道の行程は考えられない距離を進んでいるとか結構書かれているけど。
トレイルランナーとしては実はそれほど不思議でもなかったりして。

トレランに関しては9月のレース以来色々あって全く走れていないのだが。
もともと、山を走っていて景色が綺麗なんで写真を撮りまくっていて。
もう少し写真が上手になりたいという所からフォト×俳句に入ったので。
そういう意味では山走子って俳号は最適だと自分では思うのだが。

[俳句解説]
単に今の自分の状態を五七五にしてみただけど。
今日、整体に行ってきたのだが右足の状態は結構深刻だったようで。
せっかくの天気に恵まれた三連休も山にも行かずに文語文法の勉強などしてたり(笑)
そういう状態で、山にたいする未練というか憧れを詠ったもの。

[写真解説とデータ]
長野市の善光寺にある仁王門。
この藁草履がここにある謂われとか理由は何かあるんだろうな・・・
地元民なのだが知らない(笑)

カメラ:RICHO GRDⅣ
絞り:2.6
シャッター速度:1/90
WB:自動
露出補正:±0







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食欲の春夏秋冬うふふふふ
しょくよくのしゅんかしゅうとううふふふふ

IMG_20131011_123016

今は歳時記の季節的にも実際の感覚的にも「秋」
天高く馬肥ゆる秋って言葉は、故事ことわざだったかな?

俳句を作るときに比喩ってのは結構ポイントになるみたいで。
「××のような」とか「××のごとき」とか。
メタファーで表現することは結構好きだし、案外得意かもしれない。

レトリックと人生
ジョージ・レイコフ
大修館書店
1986-02


俳句を作るのに、こんな本を読む必要もないのだけど。
まぁ、なんらかの参考にはなるでしょう(笑)
俳句も言語によって読み手の認知になにがしかの変化を起こさせるわけで。
そこが面白いといえば面白いところ。

いずれにしても、メタファーは斬新かつ鮮やかである事が望ましいわけで。
いわゆる手垢のついたメタファーや比喩では、あっという間に月並み俳句になる。
フォト×俳句だったら、これを写真でカバーっていう手もあるかもだなぁ・・

[俳句解説]
食欲の秋ならず、食欲の春夏秋冬って表現を思いついたとき。
実は小躍りした(笑)
ところがググってみたら、こんな表現はあちこちでヒットするわけで。
あ~あって感じ。

それではと、本歌取りって技を使って(笑)
坪内稔典の有名な下五をとっつけてみようかと。
オリジナルは★三月の甘納豆のうふふふふ★

この句も有名だと思うけど、最初から評価が高かったのかなぁ?
何というか、ふざけているとしか思えないけど。
俳句って何でもありだと教えてくれる一句ってことか。

[写真解説とデータ]
スマホで撮った日替わりランチです(笑)

カメラ:SC-05D
絞り:2.65
シャッター速度:1/17
WB:自動
画像設定:ノーマル
露出補正:±0







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