こんな写真×詠んでみた

2013年7月突如出会った新しい芸術表現。 写真と俳句をコラボさせた 「フォト×俳句」 どちらも全くゼロからのスタートです。 作品作成のプロセスや結果を徒然なるままに・・・

2013年10月

秋の舞どうぞ上手に撮してね
あきのまいどうぞじょうずにうつしてね

R0014770.JPG

現在の懸案事項というか、悩みまくり事項は文語文法。
「や」「かな」「けり」の切れ字を用いた時に俳句は文語になる。
すると、17音全体を文語で揃える必要がある。
一つの句の中で文語と口語が混在するのは避ける必要があるのらしい。

上五を「切れ字+や」で作るって事は全体を文語で揃えなくちゃおかしくなる。
ところが、文語のフレーズがイマイチ怪しい。
ちょっと前にアップした次の句
★木犀や皆立ち止まる交差点★
これだと「木犀や」が文語で「立ち止まる」は口語。
で、文語に統一しようとすると「皆立ち止まりたる」が正解かな。
すると中が9文字になってしまう。
げげっ!と、自分で気付いた(笑)

必死で文語文法を習おうと猛勉強中。

俳句のための文語文法入門
佐藤 郁良
角川学芸出版
2011-12-21




三日連続で読みまくって、なんとなく言葉に慣れてきて。
解らない事がなんとなく判ってきた(笑)
もう少し続けて勉強する必要があるのと、結局のところ名句と言われるものを暗記するのが一番の習得方法だとここでも言われて居る。

あとは、こんなのとか。



今時は取りあえず色々勉強する素材はあるな。
勉強勉強。

[俳句解説]
そんなこんなで、ちょっと文語は回避して口語の俳句を。
この手の俳句を作らせると実は上手いんだけど(笑)
これを「ほのぼの俳句」という。
こういう流派を作ろうかと思ったりもする。

これは、この蝶々が何度も何度も飛来して撮影の手伝いをしてくれた。
まるでモデルみたいだった。
そんな状態を相手の立場で素直に詠んでみた。

[写真解説とデータ]
カメラ:RICOH GRDⅣ
絞り:6.3
シャッター速度:1/133
WB:自動
画像設定:ノーマル
露出補正:±0




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秋高し空の彼方に道延びる
あきたかしそらのかなたにみちのびる

R0014170

俳句は作者と読者だけでなくて選者という存在が非常に重要になる。
句会などに出かけると(自分は未だ未体験だけど)出された作品を選ぶという行為を素人でも行う事になる。
これを選句というらしい。
例えばこんな本などに詳しく書かれている。



宗匠がいる句会などでは、素人がどれを選んだかより、宗匠がどれを選んだかが重要らしいけど。
まぁ、そりゃそうだよな。とも思う(笑)
とは言うものの、有名な俳人たちの集まりでそれぞれの俳人が選句しても全員一致って事は、どうやらほとんど無さそうで。
この辺りはこれを読むとよく解る。



・・・と、前置きが長くなったけど。
選ばれましたぁ! (嬉)
これで2度目の投稿だったまいまいクラブです。
はっきり入選と書かれているわけでは無いけど。
ここの仕組みは、金銀銅と三賞があって、その後に選者のコメント付きの作品が並び、最後にコメント無しで作品だけが掲載されるって仕組みです。
なので、私的にはコメント有りは入選という感覚。
今週は三賞に入選15とその他17の35句が投稿されていました。

選んでくれたのは、大高翔先生です。
次は三賞を目指しますよぉ!
先生のコメントはこれ ↓
2013-10-12_1130
「・・・作者の意思で空を広げているような力強さも感じます」
と、言われると。作った本人もそんな気がしてきます(笑)
ありがたくて、ありがたくて、何度も先生のコメントを読んではニヤニヤしてます(笑)


[俳句解説]
この句を作った時には色々と変遷があったような。
最後まで迷ったのは「道延びる」が良いか「延びる道」が良いか。
どっちでも同じといえば同じうようでもあり、微妙に違うようでもあり。

そもそも、景色を見ながら最初に出来た句は
★清秋や思い新たに進む道★
ただ、これだと月並俳句の諸々の条件に引っかかるなぁと思い。
写生句に近づけたという経緯がありました。
 
なので「延びる道」ってした時に、道は見えて無いし・・・と(笑)

[写真解説とデータ]
茅場町から日本橋方面に散歩しながら撮影
ほんと抜けるような青空と建築中の2台の重機が妙に目立っていました。
道路標識の矢印を意図的に入れ込んで面白さを演出しよと目論んだもの。

カメラ:RICOH GRDⅣ
絞り:1.9
シャッター速度:1/2000
WB:晴れ
画像設定:ノーマル
露出補正:+0.3







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木犀や皆立ち止まる交差点
もくせいやみなたちどまるこうさてん

R0014722.JPG

俳句が上手くなる近道というか、そのためにすると良いと言われていること。
過去の名句を暗記して暗唱すること。
と、あちこちに書かれている。

そしてそれを実践しようとしているのだが。
問題は多くの俳句は漢字が難しくて読めない。
わざと難しい漢字使ってんじゃね?みたいな。

頼みの歳時記でさえ例句が読めないんじゃしようがない。
というところで、6冊目の歳時記購入。



この歳時記の編集がなかなか優れもので。
まずそれぞれの季節の中を、
「覚えておきたい 名句・季語」「よく使う季語」に分けている。

そして「覚えておきたい 名句・季語」の方に載せている例句には概ねルビが打たれている。
さらに、それらの作者名は総ルビだ。
これは嬉しい配慮。
そしてフルカラーで写真も満載。
私のような初心者にはもってこいの歳時記。
これで名句を暗唱できる・・・かも(笑)

[俳句解説]
木犀という季語を使って一句という兼題にのって作ったもの。
ホントは交差点というイメージじゃなくて、路地とか曲がり角とか辻とかなんだけど。
それを表す5文字が出てこなかった。
この季節は木犀の香りで足が止まることが多いんだよね。
それを表現したかったのだが・・・

[写真解説とデータ]

長野市内のスクランブル交差点。
足を止めるのは木犀の香りじゃなくて桜田門(笑)
マクロで撮影したら、なんか良い感じになったので合わせてみた。


カメラ:RICOH GRDⅣ
絞り:1.9
シャッター速度:1/870
WB:自動
画像設定:ノーマル
露出補正:-0.3






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石段の泥んこの道秋祭り
いしだんのどろんこのみちあきまつり

R0014432

俳句の投稿サイトをあちこちに見つけて、投句しはじめた。
この作品はまつやま俳句ポスト365というサイトに投句したもの。
ここは毎週兼題がだされて、それに関しての俳句を投句するという仕組み。

この回は「秋祭り」が兼題。
そして今週から発表が始まった。
今週から発表って表現は訳があって。
毎週水曜日が投句に締め切りで、その翌々週に結果発表がある。
月曜日からスタートして金曜日まで毎日発表が続く。
仕組みから想像するに最高位は「天」これは金曜日に発表。
順位としては「一期一会の一句」→「並」→「人」→「地」→「天」
だと思われる。

月曜日に発表される「一期一会の一句」は俳句形式が整っていないような作品。
なので実質は木曜発表の「並」からスタートって事か・・・
で、私の作品はその「並」にカテゴライズされた。

まぁ、一応俳句形式が整っているって考えられるようなので。
初めての投句にしては上出来か?(笑)
そんなわけで、とりあえず次は「人」を目指すのだ!
自分的には「人」が入選って感じ。

[俳句解説]
季語 秋祭り 生活と行事 三秋
秋祭りと言われてイメージしたのが、子供の頃の行ったお祭り。
今思うと結構大きな祭りだった。
で、その鎮守の森の参道は石段で泥んこだった(笑)
なんとなく藁がいっぱい落ちていた記憶があるのだが。

[写真解説とデータ]

このサイトはフォト×俳句では無いので写真は投稿していない。
なので後付けで一枚添えてみた。
長野の田園風景。


カメラ:RICOH GRDⅣ
絞り:2.3
シャッター速度:1/2000
WB:自動
画像設定:ノーマル
露出補正:-0.7







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秋の夜や背伸びして取る薬箱
あきのよやせのびしてとるくすりばこ

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相変わらずのトレーニングとして。
①下五に名詞
②①の名詞の説明
③上五にそれらしい季語を充てて、切れ字の「や」で切る。
これを続けている。

五感で得た感動を、自分の言葉で自在に表現するどころの話ではない。
ただルールに従って言葉を繋げているだけだ。

角川学芸ブックス 新版 20週俳句入門
藤田 湘子
角川学芸出版
2010-04-21


この本に書かれている実作のトレーニング法だ。
なんというか、マラソン大会に出る前に、筋トレしたりスクワットするみたいなもんだな。

何はともあれ、周りを見渡して5文字の名詞を探すところから始まる。
なんでも良いのである(笑)
どんどんピックアップしていく。
コピーライターのトレーニングに限りなく近いな。

しかし、この藤田湘子の本に書かれているのは純粋な俳句のトレーニング方法。
私がやりたいのはフォト×俳句。
下五に名詞がくると、写真選びが結構難しくなる。

この句ならば、タンスの上の薬箱でも撮りたくなるけど。
それじゃ、どうしようもなくNGだろう。
では、どんな写真だと良いのか・・・・
数を重ねて行けば、そのうち答えが出るものと期待しよう(笑)

[俳句解説]
季語 秋の夜 時候 三秋
薬箱って、なんとなく雰囲気があって良いなぁと思った。
で、自分の経験ではだいたい薬箱って普段使わない場所に置いてあって。
タンスの上とかが圧倒的に多かったなぁと。
我が家では比較的良く見られる風景かと(笑)

最初に考えたのは
★夜半の秋膝に抱えし薬箱
これだと「膝に抱えし」って言葉は文法的におかしいか?
と、思いネット検索。
「膝を抱え」はいくらでも出てくるけど。

考えてみれば「膝」は抱えられる方で、抱える方にはなり得ない?
「膝に置く」だったらOKだろうけど・・・
考え始めたら止まらない。

そもそも、こういう疑問はどうやって晴らすのだろう???
いくら時間があっても足りなくなる(笑)






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