こんな写真×詠んでみた

2013年7月突如出会った新しい芸術表現。 写真と俳句をコラボさせた 「フォト×俳句」 どちらも全くゼロからのスタートです。 作品作成のプロセスや結果を徒然なるままに・・・

2014年03月

春を掘る小さき人の歩みかな
まいまいクラブで選外となった作品。
この写真は車で堤防の土手を走っていて偶然目に入った風景。
RICOHのGRを使っていた時はズームが無いので完全に諦めていたものだが。
SONYはズームが一応ついてるので、こんな絵が撮れた。

自分的にはかなり気に入っている作品だが、あえなくボツ (泣)





春菊や独りの夜の鍋の底

俳句ポスト、兼題は「春菊」。
人に選んで頂けました。並と人とをいったりきたり(笑)
イマイチ安定しないってことでしょうか。

春菊と言われて、どうしても鍋から離れられなくて、グルグルしていた。
この句は字面が面白いかなと。
それから「の」の連続攻撃みたいな(笑)

独りで夜中に、鍋をつついている寂しさみたいな。
で、この写真は2月の大雪で埋まった自分の車。
なんとなく合わせみました。






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珍しき景色を歩く日永かな
下野新聞の「フォト×俳句」に投稿してボツになったもの。
絵が暗かったので、投稿したものに手をいれて明るくした(笑)
かなりお気に入りの写真なんだけどね。
選ばれないものは仕方無い。
とりあえず自分の記録。





紅梅に見送る朝の光かな
まいまいクラブに出して選外となった作品。
この俳句は、俳句ポストに出してボツになったものを下五をリニューアルした。
で、再びボツ。
これでようやく納得なり(笑)

自分では良いと思うんだけどねぇ・・・
何年か過ぎてこのページを見たときに、恥ずかしい思いにかられるんだろうな。





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紅梅に覚悟の言葉届きけり
俳人に限らずだが、文芸を含め芸術に携わる作者といふのは代表作が必要なんだな。
歌手を例にとると非常に判りやすいけど。
一発屋と言はれようが、とにかく大ヒットした曲があれば一生いける。

俳人だって生涯に一つでも、これはと言ふ作品に巡り合えれば幸せ。
自分は、始めたばかりの初心者ではあるけど。
死ぬまでにとにかく4つは心に残る17音を紡ぎたひと思ふ。

つまり、春夏秋冬でそれぞれ一句づつ。
欲張りだよね(笑)

とは言え、例えば。
★三月の甘納豆のうふふふふ★坪内稔典
これは、かなり有名だけど。
俳句を知らない人には届いてゐないだろうな。

★痩蛙負けるな一茶是にあり★小林一茶
これは俳句にあまり馴染みの無い人でもかなりの人に届いている。

★古池や蛙飛びこむ水の音★松尾芭蕉
こうなると、誰でも知っているというか、知らないのがおかしひとまで言われそう。

となると。
佳句の条件がどこにあるのか、よく判らないけど。
最後は人に届くかどうかって話だとすれば、現代の俳人達の作品って五十歩百歩だったりして。
こんな事が言えるのは素人の特権なり(笑)
目指すは芭蕉!


★春風や闘志をいだきて丘に立つ★高浜虚子
何となくこんな気分の昨日今日

ど素人の援軍じゃ心持たないなりかな。





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