俳句ポスト兼題「麦」で火曜日俳句道場に紹介されたもの。
俳句には「配合の句」と「一物の句」がある。
「取り合わせの句」と呼んだり、まぁ呼び名は宗匠によって色々だったりする。
そして、この配合の句のつくりかたを懇切丁寧に記しているのが。
私のバイブルであるこれ ↓
この配合の句をさらに4つの型に分類してかみ砕いて説明しているのがこの本の特徴。
去年、俳句を作り始めてすぐにこの本通りに作っていった。
本自体は何回も読んでいる。
とはいえ、その配合の仕方がイマイチわかったような判らないような。
今回は湘子先生のパターン1で作った掲句を俳句ポストに出して、組長に質問してみた。
それに対する組長の答えがこちら。
読み手は探っていくのか・・・・なるほど。
結局これに関しては感覚なんだろうなぁと、前から薄々感じていた。
形式知としての答えは無いものだと思われる。
何故なら俳句は「詩」だから。
組長は明快な指示を与えてくれている。
「読み手としての力を蓄えること」
つまり先人の名句に可能な限り触れてそれを体内の細胞レベルに蓄積せよということ。
なので、近道なんてあってないようなもの。
前出の「20週俳句入門」でも湘子先生は、暗記しなければいけない名句を用意して、それが出来なければ次のステップには進んではいけないと書かれている。
まさにこれの作業だと思う。
因みに山走子くんは、案外こいうことに関しては真面目に取り組むほうなので。
とりあえず一回はこの本の課題句は暗記してたりする(笑)
そうそう、私が取り組んでいるのは「フォト×俳句」なんだけど。
俳句が、季語と季語以外の配合で一旦出来た後に、今度は写真と配合させる。
付かず離れずの作業を二度に渡って行っているようなもの。
この知的ゲームがたまらなく楽しいのであった。
[写真解説とデータ]
カメラ:RICOH GR
露出時間:1/320
絞り:3.6
F値:f/3.5
ISO:100
WB:自動
露出プログラム:絞り優先
露出バイアス:±0
上野のアメ横が観光地かどうなのか、なんだか微妙だけど。
海外から来ている人がかなり多いので、まぁ観光地と呼べるだろう。
俳句が「バス旅行」なのでバスの絵なんかを出すと付き過ぎになる。
これの狙いは、麦の芽が出る頃のバス旅行ってわけで。
バスは写さず、はとバスツアーかなんかのイメージで組み合わせた。
人物の顔が結構写り込んでいるけど、人数が多いので肖像権に触れる事にはならないらしい。
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