こんな写真×詠んでみた

2013年7月突如出会った新しい芸術表現。 写真と俳句をコラボさせた 「フォト×俳句」 どちらも全くゼロからのスタートです。 作品作成のプロセスや結果を徒然なるままに・・・

2014年09月

落し水見張る男の影法師
俳句ポスト 第82回兼題 落し水で「人」に選んで頂きました。
これで三週連続の「人」です。
素直に嬉しいです(笑)

今月は「信毎」「フォトコン」「俳句界」の全てがボツという悲しい結果。
ひょっとしてスランプか?
という中で何故か俳句ポストは「人」が続いて、これが慰めになっている。

自分的には「フォト×俳句」で評価される方が良いわけで。
この状態をどう脱するか思案中。
俳句ポストの「人」と「並」をじっと眺めていると、なんとなくその選別される基準が見え隠れする。
うまく言葉では表現出来ないけれど、やっぱり組長(=夏井いつき先生)の選択眼を感じる。

あとはそれに沿って俳句を量産するという練習が良いんだろうな。
問題は・・・それと写真をどう組み合わせていくのか。
こちらは自分の感覚が頼りかな。

良いなぁと思うのは坊城さんが選ぶ「フォト×俳句」の作品群かな。
何がどう違うのかを言語化するのは難しいけど。
それこそ『良いなぁ』って思う事は間違いないから、目指すのはその位置って事だな。

そうこう言ってるうちに選手権の締切が段々近くなってきて焦り始めてもいる。
毎日Facebookに写真をアップしちゃってるので使う写真が無い(笑)
多作多捨のためにあえてしている事とは言え、自分で自分の首を絞めている状態だ。
ここが踏ん張りどころだ。


[写真解説とデータ]
カメラ:RICOH GR
露出時間:1/1000
絞り:4.6
F値:f/5
ISO:100
WB:自動
露出プログラム:プログラムオート
露出バイアス:±0



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秋燕溶けるバターの香りかな
俳句ポスト 第81回兼題 秋燕 で「人」に選んで頂きました。
これで、先週に引き続き二週連続で「人」だ。 

しか~し・・・ なんでこれが「人」なんだろう?
選んでもらって、いちゃもんつけるのもなんだけど。
組長(夏井いつき先生)の「人」の基準が相変わらず解らない。

俳句は意味を求めてはいけない。
と、あちこちで書かれている。
この句は、季語「秋燕」を上五に置いた取り合わせの句。
季語以外で季語の説明をしないってのが鉄則。

なので全く意味の繋がらないモノを取り合わせている。
なぜ、「溶けるバターの香りかな」が出て来たか。
それは、たまたまこの兼題に取り組んで四苦八苦していたときに、トーストに乗せたバターが溶けて香りがしあから(笑)
やっつけ仕事というか、苦しまみれというか、とりあえず季語と定型を守っただけ。
わびさびも、日本人の心もなんにも無い(爆)

う~む、こういうのが「人」になる・・・
組長はこの句をどう鑑賞したのだろう?
一度詳しく聞いてみたいものだ(笑)

だからと言って「人」選を返上するつもりも無いけどね(笑)

[写真解説とデータ]
カメラ:RICOH GR
露出時間:1/1000
絞り:4
F値:f/4
ISO:100
WB:自動
露出プログラム:プログラムオート
露出バイアス:±0



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森に入り老いと向き合う九月かな
昨日のレース
とりあえず目標の第1関門を突破して第2関門66㎞地点まででリタイア。
まぁまぁ満足。

ここ1週間の足の状態を考えたら良しとしなければ。
思うに年と共に色々変化が起きてくるわけで。
身体的変化もあれば精神的変化もあって。

「今まで出来なかったことが出来るようになる」
って、ところから。
「今まで出来たことが出来なくなる」
って、ところにさしかかっているのかな?とか思ったりして。
奇しくも本日は敬老の日。

俳句に限らず、言葉というのは面白い。
スタート地点ではかなりポジティブな言葉が浮かんできた。
まさか走れるようになるとはという喜びの言葉。
最初の20㎞くらいは絶好調で、完走したときの俳句を必死で考えていた(笑)
急登して1700メートル頂上とかを目指していると苦しくて、苦しみの句。
ブナの森のふかふかを走りながら有頂天の句。
こりゃダメかも?と思い始めるとネガティブな句のオンパレード。

やっぱり、頭の中がネガティブな言葉に支配されると動きは止まる。
身体と言葉はかなり密接だという事がわかる。
というところで。
「まだまだ老いるなんて早すぎる」と自分の頭にインプットして置こう(笑)


[写真解説とデータ]
カメラ:SONY TX30
露出時間:1/25
絞り:
F値:f/3.5
ISO:800
WB:自動
露出プログラム:プログラムオート
露出バイアス:±0

レースの時は軽量化と防水という観点でTX30を持っていくのだけれど。
この画像を見ている限りではスマフォの方がよっぽど綺麗だと思われる。
やっぱりiPhoneを買おうかな・・・



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身に入むや朝昼晩と超えし山
さて、明日はいよいよ信越五岳トレイルランレースだ。
体調万全で臨みたかったのだが残念ながら、かなり問題をかかえての参戦。
月曜日に発症した痛みはだいぶひいてきたものの、未だにロキソニンを飲んでいたり。

GR017067

 そもそも、まともな状態でも110㎞という距離はなかなか手強くて。
これをどうにか超えてやろうと随分と練習に精をだしたら故障しちゃったってわけ(泣)
月曜に痛みが出て、火曜日の夜というか水曜日の未明に痛みで目が覚めた。
この痛みはひょっとして痛風か?と過去の記憶を辿る。

ぶつけたとか、捻ったとか外傷は全く無いので、寧ろ痛風を疑った。
かかり付けの医師の診断では痛風の発作でなく走り過ぎによる炎症だろうとの見立て。
確かに直近一ヶ月で250㎞ほど走っているのでそれがオーバーワークだったのかも知れない。

それにしても、このタイミングで痛みが出るって最悪。
と、ずっと思ってたけど。
冷静に考えてみると月曜日から全く走ってないので、完全に休足になっている。
ひょっとしたらレース当日に全快してスタートラインに立てるかも?
と、スーパーポジティブに物事を考えてみたりして。

なので、この句は、朝5:30スタートで翌日未明3:30にゴールしたと見立てての一句。
制限時間は22時間。
文字通り朝昼晩と山を越えて谷を抜けて110㎞を行くわけで。
走り切ったと想定しての一句なのであった。

あとは祈るだけだ・・・

まぁ現実的な目標としては第1関門まで辿り着くことかな(笑)


[写真解説とデータ]
カメラ:RICOH GR
露出時間:1/1500
絞り:4.6
F値:f/5
ISO:400
WB:自動
露出プログラム:プログラムオート
露出バイアス:-0.3




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名月やまた橋渡る千曲川
俳句ポスト第80回兼題「名月」で「人」に選んで頂きました。
久しぶりに「人」になったぁ(嬉)

類句類想に陥ると「並」になる。
そこを簡単に脱出する方法として考えたのは御当地俳句(笑)
千曲川は長野県北部を流れる川で、やがて信濃川となり日本海に注いでいます。
山国ですのでくねくねと流れているわけで。
必然的に橋の数も多くはなりますね。

道路は整備されたので昔ほど何度も渡るって事もないのですが。
まぁ雰囲気というところで(笑)

それにしても、今年の名月、そしてスーパームーンと月が綺麗だったな。
とは言うものの撮影してみて思ったのは月そのものを写したのでは絵にならないってこと。
つまりこういう感じ。



まぁ確かに、凄いな~とか、お~っ!とかなるけど。
今ひとつ風情にかける写真になるわけで。
じゃあ周りの景色を入れてフレーミングしてみようと思うとカメラの性能に限界があったり。



これ ↑ なんか、結構良い感じではあるけど月の周りの光が明るすぎて月っぽくない。



これもそうなんだよね。
肉眼で見える月は全然違うもんね。
気に入った絵を撮ろうと思ったらコンデジではなくてやっぱりデジイチ買わなきゃダメ?
なんて、またまたデジイチループに陥そう。

結局おんなじなんだろけど。
無い物ねだりというか、隣の芝生は青いというか。
困ったもんだ。




[写真解説とデータ]
カメラ:RICOH GR
露出時間:1秒
絞り:3
F値:f/2.8
ISO:800
WB:自動
露出プログラム:プログラムオート
露出バイアス:±0



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