こんな写真×詠んでみた

2013年7月突如出会った新しい芸術表現。 写真と俳句をコラボさせた 「フォト×俳句」 どちらも全くゼロからのスタートです。 作品作成のプロセスや結果を徒然なるままに・・・

2016年01月

きぶくれてさんぽするみちうらどおり
この写真は自分的にかなりお気に入り。
こんな建物あったっけ?という風景だった。
多分、何かの建物の裏側だと思うんだけど確認はしてない。

左の建物の青と右側のグレーの色の組合せが良いなぁ。
だいぶ視覚を使える用になってきたと自分で自分を褒めてあげたい(笑)

散歩 (1 - 1)

 散歩しながら撮す写真だから、例えば何人かで歩いたとしてもそれぞれ違うものに興味を惹かれる。
そういうものだと思う。
自分にとって良いなぁと思ったものでも他の人にとっては全く価値の無い絵。
だからつまり人と比べても仕方無いって事なんだけど。
写真も俳句も詰まるところ自己満足の世界なのである。
地元の人だったら、何となく場所が判って面白いかもね。

散歩 (1 - 1)-2

 お散歩写真の定番といえば何故か「猫」だ。
ってか、必ずこの辺りには猫がいるな(笑)
ゆったり感を猫で表現するって事になるんだろうけどね。
その猫も外国の猫じゃなくてあくまでも日本の猫で、出来れば三毛猫が良いような。
なんでだろ?(笑)


[俳句自解]
ジャージの2枚重ねとか冬はあまり人に見られたくないような格好でいる事が多い。
ので、散歩するとしてもやっぱり裏通りでしょ。
で、この写真は裏通りそのものみたいな絵なので組み合わせました。

[作品写真データ]
撮影:2015/12
カメラ:Panasonic DMC-GX8
レンズ:LEICA NOCTICRON 42.5mm/F1.2
シャッター速度:1/5000

F値:1.4
ISO:200
WB:オート
露出プログラム:絞り優先
Lightroom CC2015 for Mac



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はとバスのワッペン追ひし都鳥
冬の季語の「都鳥」
実際の都鳥はこちら。
俳句の季語の都鳥はユリカモメの事を指すらしい。
なんか紛らわしいけど、歳時記には都鳥の傍題にユリカモメとある。
画像を見る限りでは随分と違う鳥だけど、どこで一緒になったのやら?

カモメ (1 - 1)-6

 飛んでいる鳥を撮る練習にはもってこいのシュチュエーションかと(笑)
下手な鉄砲も数打ちゃ当たる方式で連写しまくり。
100枚のうち1枚使えるものがあれば儲けものかと。

 カモメ (1 - 1)-10

これ ↑ なんか結構お気に入りの写真なんだよね。
「カッコいいユリカモメ」とか「精悍なユリカモメ」とか。
写真にタイトルを付けるのも、これまた難しいな。
俳句を付けるのと同じくらい悩みそう。
今年は写真単体のコンテストにも応募してみようかな・・・とか。

カモメ・構図 (1 - 1)

これなんかも良い感じでばらけている。
構図としてはこれ評価高いような気もする。

写真の善し悪しってのはどこで評価されるのかなぁ?
「フォト×俳句」って組合せとか付け合わせに関して随分と頭を悩ませるけど。
写真単体のクオリティってあんまし考えてこなったような。

何となく自分の撮したもので、何となく自分が気に入ったものに俳句を付けてるだけだし。
もうちょっと人にレクチャー出来るレベルまで高めた方が良いような。
「フォト×俳句」を始めて3年目なので、まだまだ圧倒的に伸びしろはあるはず(笑)

[俳句自解]
はとバスのワッペンを付けた人達が餌をまくのでユリカモメがずっと追っかけてくるのですよ。
そのまんまの俳句。

[作品写真データ]
カメラ:Panasonic DMC-GX8
レンズ:LEICA NOCTICRON 42.5mm/F1.2
シャッター速度:1/320

F値:1.6
ISO:800
WB:オート
露出プログラム:シャッター速度優先
Lightroom CC2015 for Mac



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いいわけもじまんもありてにっきかう
「フォト×俳句」の作品を構想する時に色々な方法があるんだろうけど。
写真に写り込ませた文字に何かを絡める方法があるように思える。
例えばこの作品はトンカツ屋のテーブルにあったソースの瓶を写しているんだけど。
ここには「甘」と「辛」の文字が存在する。

こりゃ何かに使えそうだよねと頭をひねるわけだけど。
あまり考えると理屈っぽくなってくる。
出来れば写真の中の文字だとか言葉を利用しない方が「フォト×俳句」は上質なような気がする。

そもそも詩心が無くなって理屈だけの俳句になっていくような。
『こうでこうだからこうだ』というような展開の十七音はダメ句の典型とか(笑)

この作品の場合は俳句の種明かし的な写真になっているかな。
個人的にはそういうのもありかなぁとも思う。
まぁ「フォト×俳句」自体がまだまだ確立されているわけでも無いので。
全てが試行錯誤ではあるのだけど。

取りあえず、数を作っていくうちに判ってくる事もあるというものだ。

[俳句自解]
日記に書くことって、出来事だけでなく、多分言い訳や自慢がいっぱいだろうな。
という自分は日記代わりにブログを書いているわけで。
このブログなんかはホント言い訳と自慢のてんこ盛りだもんね(笑)

 [作品写真データ]
撮影日時 2015/11
カメラ:RICOH GR
シャッター速度:1/60
F値:2.8
ISO:1600
WB:オート
露出プログラム:絞り速度優先
Lightroom CC2015 for Mac



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これだけはひとにわたせぬかるたふだ
新年の季語というのはいつまで使うのだろう?
歳時記の「時候」の項目を見ていると「二十日正月」とか「初三十日」なんて季語もあるので、一月いっぱいは使えるって事なのだろうか?

そうすると、その間ってのは冬の季語はどういう扱いなんだろ?
ググってみるものの明確な回答が無い。
自己流で俳句を学んでいるものの限界かもな(笑)

カワセミ (1 - 1)-2
 
写真はカワセミ。
カワセミは夏の季語になっているけど年中見る事が出来る。
最近では田舎より都会で見る事の方が簡単だとか誰か言ってたっけ。
人間と同じで田舎より都会が良いといって移動しているんだとか(笑)

バードウォッチングを始めたきっかけを語る場所があったのだけど。
このカワセミを見た事がその始まりという人が凄く多い。
かくいう自分もその一人。
この鳥の美しさに魅せられた人は数限りないのでは無いだろうか。

[俳句自解]
というところで、歌留多の人気札とかけてみました。
子供の頃、絶対このカードだけは人に獲られたく無いと。
自分のすぐそばにおいたり。
中には坐布団下に隠したりする奴もいたっけな(笑)
そんな歌留多を思い出しました。

[作品写真データ]
カメラ:Panasonic DMC-FZ1000
シャッター速度:1/320
F値:4.0
ISO:800
WB:オート
露出プログラム:シャッター速度優先
Lightroom CC2015 for Mac



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すごろくのさいごにまつやおおさばき
「双六(すごろく)」というのは新年の季語。
そう言えば、昔はお正月に「双六」「花札」[トランプ」「福笑い」などをリアルにしていたような。
少なくとも今年のお正月はこれらはどれもやらなかった(笑)

最後に双六に興じたのはいつだっただろうか?
下の子供が小学生くらいだったか、それ以降だったか。
ほとんど記憶が無いけれど、それが正月だったかどうかも定かでは無い。

考えて見ると、季節感の無さがこいうところにも出て来ているような気がする。
食べるものにしてもそうだけど。
年がら年中美味しい物を口にしているようでもあり。
ハレとケというな感覚もほとんど無いかも。

自分は昭和37年の生まれだけど。
これらが残っていた最後の世代かもなぁ・・・と、思うのである。

良いような悪いような・・・


[俳句自解]
双六と言ってすぐに思い浮かぶのは「振り出しに戻る」の一言。
だいたいアガリの3~5マスくらい前にこれが合ったような気がする。
これで一気に行けると思っているのに大どんでん返し。
これを「大裁き」と表してみた。
閻魔大王の顔を見ていると、なんだか裁かれそうな気がして仕方無い(笑)


[作品写真データ]
撮影:2015/12
カメラ:Panasonic DMC-GX8
レンズ:LEICA NOCTICRON 42.5mm/F1.2
シャッター速度:1/500

F値:1.2
ISO:200
WB:オート
露出プログラム:絞り優先
Lightroom CC2015 for Mac




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