こんな写真×詠んでみた

2013年7月突如出会った新しい芸術表現。 写真と俳句をコラボさせた 「フォト×俳句」 どちらも全くゼロからのスタートです。 作品作成のプロセスや結果を徒然なるままに・・・

2016年03月

のあそびやみおぼえのあるこふんぐん
こういう写真が撮りたくてマクロレンズを買ったので非常に満足。
が、しかし。
これを「フォト×俳句」に仕上げるのは結構難易度が高いぞ。

写っているのは「菜の花」と「蜂」。
これって両方とも春の季語。
さてさて、季語はどうしましょう?となる。

菜の花 (1 - 1)

こういう写真にしておいて、「蜂」を季語で使うとか。
「フォト×俳句」の写真と俳句の距離って相変わらずパズルのようで面白い。
で、それ以上にマクロ撮影は面白い(笑)

菜の花 (1 - 1)-6
 
ミツバチは鳥と違ってそれほど逃げていかないので、撮ろうと思えば撮れる。
足についているのはハチミツ?
何はともあれ、こういう写真の場合って背景をどう処理するかも思案のしどころだな。
色々と試行錯誤を繰り返す。

菜の花 (1 - 1)-4
 
敢えてストロボ使って飛ばしてからのRAW現像とか(笑)
なんか、これも面白い絵になっていると思うのだが。

取りあえず今は、どの機材でどうするとどう写るかを試しているみたいなところがある。
この段階をとにかく積み上げておかないとダメだと思うんだよね。
経験値を積むってところだね。

何はともあれ、春は花がいっぱいで気持ち良いね。


[作品自解]
古墳群を使って時間の流れを表現してみました。
目の前の菜の花と蝶があって、少し遠くに古墳という絵。

[作品写真データ]
カメラ:Panasonic DMC-GX8
レンズ:M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro
シャッター速度:1/1000
F値:4.5
ISO:200
WB:オート
露出プログラム:絞り優先
Lightroom CC2015 for Mac



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かきだしはちゃおとひとことかぜひかる
エナガ・・・・俳句では夏の季語。
それにしても可愛い(笑)
今は冬鳥と夏鳥の入替の時期になるので、あと一ヶ月くらいは鳥の数が少なくて寂しい。
そんな端境期を救ってくれるのがエナガだ。

エナガ (1 - 1)-2
 
鳥見を始めた頃にも、当然よく目にしていた鳥。
エナガ、シジュウカラ、ヤマガラは混じって移動しているので自分は「御一行さま」と呼んでいる。
他の鳥達が姿を消した時にも御一行様達は林の中にいてくれて和ませてくれる。

エナガ (1 - 1)


今は巣を作る作業の真っ最中なのかな?
それとも口にくわえてるのは何か食べ物?
今年の目標の一つはエナガのヒナを写真に撮ること。
エナガ団子とか言われているようで、メチャメチャ可愛いのである。

エナガ (1 - 1)-3 (2)
 
自分で言うのもなんですが。
エナガの写真には特別な思いが入るような(笑)
好きな鳥を写真に写すときってやっぱり関係性が出来るのだと思う。
エナガだって、こちらに来てくれるようになってきたし。


[作品自解]
ほとんど自分でも意味不明なんだけど。
なんかエナガの写真を見ていて浮かんだフレーズ。

 
[作品写真データ]
カメラ:Panasonic DMC-GX8
レンズ:LEICA DG VARIO-ELMAR 100-400mm F4-6.3 
シャッター速度:1/500
F値:6.3
ISO:500
WB:オート
露出プログラム:シャッター速度優先
Lightroom CC2015 for Mac



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ながきひやさんれんきゅうになにをする
俳句を堅苦しく考える必要は無い。
もっともっと自由で良いではないか。
芸術性があろうが無かろうが、そんなことはどうでも良い事では無かろうか。

写真のオリジナリティなんてそもそも無いのでは無いだろうか。
写真ってあくまでもコピーでオリジナルは被写体そのものの方にあるのでは無いだろうか。

考える考える。
せっかくの三連休なので色々考える(笑)


[作品自解]
せっかっくのお休みですからねぇ・・・
充実した時間にしたいですよね。
まぁ、考えているようではダメかとも思われますが。

[作品写真データ]
カメラ:Panasonic DMC-GX8
レンズ:M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro
シャッター速度:1/320
F値:3.5
ISO:200
WB:オート
露出プログラム:絞り優先
Lightroom CC2015 for Mac



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ひるまでははれのようほうやいりひがん
彼岸入りって今年の場合は正確には昨日3/17になるのかな?
まぁ季語として使う分には多少のフィクションは許されるだろうと。

今日の天気予報は午前中は晴れで午後から天気が下り坂。
それを知っていたので朝のうちに現場直行(笑)
7時ちょっと前に着いたのだけど、すでに先客あり。
で、お爺さん曰く『今交尾シーンを撮影した』
タッチの差だったらしい。

で、その後待つ事一時間かな。
だいたい、一時間感覚で顔を見せてくれるような気がする。
去年も似たようなパターンだった。

ハヤブサ (1 - 1)-6
 
この写真 ↑ 右から左へ飛んでいるところだけど。
この方向がイマイチ苦手だな。
どちらかと言えば左から右の方が撮しやすい。
まぁ時速350㎞で飛ぶハヤブサの飛翔シーンは難しいと言えば難しい。
なかなかピントが合わない。

ハヤブサ (1 - 1)
 
留まっている 写真は去年までは喜んで撮していたけど。
経験値が増えてくると、これではつまらなくなってくる。
贅沢と言えば贅沢なんだけどね。

で、この時期の狙いはこれ ↓ です。

ハヤブサ (1 - 1)-7

これ、あまりに正面過ぎて。
それから、あまりに遠すぎて・・・多分150メートルくらい先。
目が全然写って無い。

まぁそれでも青空バックで美しい写真になったのでは無いかと。
このくらいの距離になるとやっぱり三脚を使った方が良いのかなぁ。
買ったまま全然使ってないんだよね。
どうも大げさな装備になるのが好きじゃ無いってのもあるんだけどね。
ちなみに本日は6人くらいでハヤブサ撮ってたけど、手持ちは自分だけ。



[作品自解]
ハヤブサと彼岸入りがどんな関係があるのか?
と、問われたら実際に彼岸入りの景色だから。とでも答えよう(笑)
写真と俳句はそういう距離感で良いのかも知れない。
ちなみに「ハヤブサ」は「鷹」の傍題で冬の季語

[作品写真データ]
カメラ:Panasonic DMC-GX8
レンズ:LEICA DG VARIO-ELMAR 100-400mm F4-6.3 
シャッター速度:1/1600
F値:6.3
ISO:640
WB:オート
露出プログラム:シャッター速度優先
Lightroom CC2015 for Mac





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ひさびさのせいてんむふうとりさかる
ハヤブサをこの場所で撮るのは一年ぶり。
またこの季節が巡ってきた。
昨日から暖かさも戻り春らしい一日だった。

新しいレンズを買ってからようやくまともに晴れた。
午前中は仕事を休みにして鳥見。
このレンズを買って良かったとしみじみ(笑)

作品の写真は随分とトリミングしてある。
元は ↓  こちら。

ハヤブサ (1 - 1)-2
 
この場所は断崖絶壁を下から見上げている状態で。
距離にするとどの位あるか分からないけど実は結構遠いのである。
去年までのカメラだと同じサイズにトリミングすると画面が荒れて破綻してたけど。
これは、まぁまぁイケてるのでは無いかと思う。

ハヤブサ (1 - 1)
 
こっちも ↑  似たようなもので、かなりトリミングしている。
しかもですね、これってファインダーでは追い切れ無いので。
ドットサイトを使ってそれだけを頼みにシャッターを切っているという運任せ(笑)
数打ちゃ的な撮影なんだけど、問題無い。
手前に枝とかあると、枝にピンを持ってかれてしまうのでもっと苦戦するだろけど。
この場所にはそれが無いのがラッキー。

とは言え、ハヤブサの飛行速度は結構なもので。
それに対応するために4Kフォトを使う。

ハヤブサ (1 - 1)-4
 
ちょっとピンボケしているけど。
パソコンやスマホで見ている分には充分なのでは無いだろうか。

上の写真の元はこんな感じ。




ちなみに、これら全て手持ちで撮影だということを添えておきましょう。
これで、操作に慣れてくれば今年は結構良い写真を撮れる予感が(嬉)



[作品自解]
この写真を見て一句と考えると。
どうしても季語は「鳥交る」になってしまう。
取りあえず事実だけを並べた日記俳句(笑)


[作品写真データ]
カメラ:Panasonic DMC-GX8
レンズ:LEICA DG VARIO-ELMAR 100-400mm F4-6.3 
シャッター速度:1/2500
F値:6.3
ISO:800
WB:オート
露出プログラム:シャッター速度優先
Lightroom CC2015 for Mac



 
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