こんな写真×詠んでみた

2013年7月突如出会った新しい芸術表現。 写真と俳句をコラボさせた 「フォト×俳句」 どちらも全くゼロからのスタートです。 作品作成のプロセスや結果を徒然なるままに・・・

2016年04月

いまきみにできるすべてをしがつじん
高校生のラブレターのような俳句と言われそう。
そう言えば、「僕」とか「君」は短歌では良くても俳句ではNGとか誰かが言ってたような。
まぁ、「フォト×俳句」だからこれもOKかな。
というか、難しい俳句表現より、この位の方が普通の人の伝わり易いような。

ゴジュウカラ (1 - 1)
 
ゴジュウカラは留鳥なので、それこそいつでも見る事が出来るし、随分と写真も撮ってきた。
正直、最近は食傷気味であまりレンズを向ける事が無かったんだけど。
あっ!と、思ってシャッターを押したらこんなのが撮れた。
これは久々の大ヒットのような。
しかも、設定が4Kフォトだったので秒間30コマの動画で残った。
Panasonicの回し者みたいだけど、これのお陰で撮れた絵であることは間違い無い。

ゴジュウカラ (1 - 1)-2

ホバリングから着地。
愛しの君へ愛のプレゼント。
受け取っておくれ~

ゴジュウカラ (1 - 1)-3

はい、あ~んして。
これが僕の君への気持ち。
しっかりと受け止めておくれ。


 ゴジュウカラ (1 - 1)-4

ちゅっ(*^-^*)
君との愛を永遠に誓うよ。

ゴジュウカラ (1 - 1)-5
 
君といつまでも~


さてさて、この写真の元になってるのが次の動画。
4Kフォトなので動画にすると一瞬だったりするんだけど。
一応参考のためにアップしておきましょう。



PanasonicのGX8は4Kも3パターンの選択肢があって、これは通常のスチール撮影の連写機能に極めて近い感覚で撮すもの。
連写したものは、後で1枚ずつ削除するのが大変なので、今日は4Kフォトを多用してみたというわけ。
PCやスマホで見る程度であれば全然ありだと思う。



[作品写真データ]
モデル:ゴジュウカラ
カメラ:Panasonic DMC-GX8
レンズ:LEICA DG VARIO-ELMAR 100-400mm F4-6.3 
シャッター速度:1/1000
F値:6.3
ISO:1000
WB:オート
露出プログラム:絞り優先
Lightroom CC2015 for Mac

*4Kフォトの場合、シャッター速度1/1000というのがどういう意味を持つのか分からないけど、Exifに残っていたデータをそのまま記しておきましょう。





 にほんブログ村 ポエムブログ 写真俳句へ
にほんブログ村←ランキング参加中です。応援クリックお願いします。

くりかえしくりかえしくうめざしくう
信毎の「フォト×俳句」コーナーに投稿してボツになった作品(泣)
最近の中ではかなりの出来というか、お気に入りだったんだけどねぇ。
中谷先生にも坊城先生にも評価されなかったみたい・・・

なんというか、「し」の韻を踏むというか。
字面は七対子か三暗刻かって感じだし。
そして、写真はなんちゃってジョー。

ジョーが目刺しを繰り返し食うんだよ。
凄く無いですか?これ。
なんで選ばれないんだろう?

自分的にはパーフェクトな「フォト×俳句」なんだけどな~
洒落てるし。
プレバトにでも出したら組長になんて言われるかなぁ・・・とか(笑)


[作品写真データ]
モデル:
カメラ:RICOH GR
レンズ:GRレンズ
シャッター速度:1/40
F値:2.8
ISO:640
WB:オート
露出プログラム:絞り優先
Lightroom CC2015 for Mac


 
にほんブログ村 ポエムブログ 写真俳句へ
にほんブログ村←ランキング参加中です。応援クリックお願いします。

くれのはるかいだんしたのひみつきち
「フォト×俳句」の肝要の一つ、写真と俳句の距離。
付かず離れずというか、付きすぎない事が大事だと良く言われる。
この作品は、思いっきり離したもの。
というか、見た人には全く関係無いものという事になるはず。

何が写真と俳句を繋げているかと言えば、作者(=私)の今日の体験(笑)
これは他人には判らない。
吟行句として吟行に参加した人には判るかも。

グリーンアスパラのキッシュ1

別に吟行したわけでも、句会を開いたわけでも無いけど。
時間と空間を数人で共有した。
その時の話題と、その時の料理を俳句と写真で合わせてみた。

グリーンアスパラのキッシュ

 「グリーンアスパラのキッシュ」と、「鶏胸肉の低温ロースト グリーンマスタードソース」
料理の写真を撮るのは、花の写真を撮るより好きかも。
何が自分の中で響くのか言葉に出来ないけど、とにかく撮りたい衝動にかられる(笑)

ペンネ 季節野菜のトマトソース
 
「ペンネ 季節野菜のトマトソース」 
美味しい料理を美味しそうに撮したい。
とか、メニューにある写真より美味そうに撮したいとかの欲求。
まぁ、今回は写真付きのメニューは無かったのけど。

メカジキのソテー ケッカソース
 
「メカジキのソテー ケッカソース」
料理の写真のクオリティを上げようと思ったら絶対に窓際の席を確保する必要がある(笑)
お店のスタッフだとか専属のカメラマンでは無いので特別のライティングを施す事は出来ない。
なので、自然光をどれだけ使えるかで写真は変わると思う。

カッサータ


客として食事をしているだけなので、まさか三脚を持ち込む事も出来ないしね(笑)
一人で来ているわけでも無いので、撮影に時間をかける事も出来ないし。
ササッと撮ってしまわないと周りの迷惑にもなる。

真っ白な器に盛られたスィーツは、毎度なかなか納得の写真にはならない。
明るさというかホワイトバランスというか、なんか気になる。
現像時に色々試みるのだがイマイチ上手く行かない。
こいういのって案外基本的な知識不足から来ている事だったりするのだろうなぁ。
 
[作品自解]
こういう料理を食べた前後に、こういう話題が出たという俳句を合わせる。
写真と俳句はそれぞれ独立している。
掛け合わせたときに、それがコラボとして成立するのかと言われると、どうなんだろう?(笑)
まぁ、日記俳句だから個人的には全く問題無しだけどね。

 [作品写真データ]
モデル:メカジキのソテー ケッカソース
カメラ:RICOH GR
レンズ:GRレンズ
シャッター速度:1/60
F値:2.8
ISO:400
WB:オート
露出プログラム:絞り優先
Lightroom CC2015 for Mac


 
にほんブログ村 ポエムブログ 写真俳句へ
にほんブログ村←ランキング参加中です。応援クリックお願いします。

ここはもうおれのなわばりはるあつし
素晴らしく緊張感のある写真が撮れました。
こんなの他では見た事無いでしょう。
カモシカを襲うハヤブサ。

カモシカ (1 - 1)
 
最初はわりとのんびりした光景だったんですよ。
まぁ、これはこれで何かに使えるかなとシャッターを押してました。
最近はカモシカくらいだと驚くこともなく(笑)

スクランブル (1 - 1)-2

キュイーンキュイーン緊急事態発生!
スクランブル発進!
緊急事態発生!スクランブル!スクランブル!

スクランブル (1 - 1)-3
 
初号機発進!
キュイーン キュイーン ダダダン!

スクランブル (1 - 1)-4
 
旋回して敵の背後に回り込め!
初号機加速!トップスピードGO!

スクランブル
 
前方に敵機発見!
レーダーロックオン完了!
初号機行きます!

スクランブル (1 - 1)

 オウリャ! トーッ! ドウダー!
俺の縄張りに入って来るんじゃねえ!

スクランブル (1 - 1)-5
 
Mission コンプリート! 
初号機帰還せよ!

スクランブル (1 - 1)-6
 
ラジャー! 直ちにに基地に帰還します! 

スクランブル (1 - 1)-7
 
フ~ッ・・・・ヤバかったぜ。
あいつ速すぎだし。
やられたかと思ったよ。
あいつの縄張りに入ったのが大きな間違いだったな。
危ない危ない。


[作品自解]
季語の「春暑し」が効いてますね~ 
そうか?(笑)


[作品写真データ]
モデル:ハヤブサ&カモシカ
カメラ:Panasonic DMC-GX8
レンズ:LEICA DG VARIO-ELMAR 100-400mm F4-6.3 
シャッター速度:1/2000
F値:6.3
ISO:3200
WB:オート
露出プログラム:絞り優先
Lightroom CC2015 for Mac

シャッター速度優先で1/2000にしておいたからハヤブサの動きはまあまあ止められたけど。
おかげでISOが3200まで上がってしまった。
やっぱりMFTで3200だとえらく画像が荒れてしまう。
ブログで楽しむ程度のクオリティだな。
十分と言えば十分なんだけどね。


 にほんブログ村 ポエムブログ 写真俳句へ
にほんブログ村←ランキング参加中です。応援クリックお願いします。

ゆくはるやいっぷいっぷにあっぷっぷ
立山自然保護センターのビデオによると。
ライチョウは一夫一婦制らしい。
「へ~っ」って、流れる音声案内を聞くともなく聞いていた。

ライチョウ (1 - 1)-3

そして、この二羽が今年最初に確認されたカップルらしい。
つまり「公認の仲」(笑)
鳥の写真も単独で撮るのもありだけど、こうしてペアで撮すとまた違うテイストになる。
それにしても、オスだけが足輪をはめられているのは何故だろう?
メスには足輪が無かったんだよね~

ライチョウ (1 - 1)-6
 
こうやって並べるとオスの肉冠(とさか)の赤は目立つな。
自然界の色合いってのは、ほんと美しいものだ。

ライチョウ (1 - 1)-17
 
立山のライチョウは、朝のうちはお散歩したり活発に動くけど。
お昼近くなってくると、こんな感じでハイマツの影に隠れて動かなくなってしまう。
どこにいるかを知っていれば発見は簡単だけど。
後から来た場合は、この状態を探りあてるのは結構難しいかも。


[作品自解]
今月の俳句界についてきた「俳句界新聞」に「意味」か「調べ」かという記事があった。
芭蕉が俳句に関してのアドバイスをした時の事が書かれている。
それによると、極端な事を言えば文法や意味よりも調べを優先するのが韻文だと結ばれている。

という記事に感化されての一句(笑)


[作品写真データ]
モデル:ライチョウ
カメラ:Panasonic DMC-GX8
レンズ:LEICA DG VARIO-ELMAR 100-400mm F4-6.3 
シャッター速度:1/4000
F値:4.5
ISO:200
WB:オート
露出プログラム:絞り優先
Lightroom CC2015 for Mac



 にほんブログ村 ポエムブログ 写真俳句へ
にほんブログ村←ランキング参加中です。応援クリックお願いします。

このページのトップヘ