こんな写真×詠んでみた

2013年7月突如出会った新しい芸術表現。 写真と俳句をコラボさせた 「フォト×俳句」 どちらも全くゼロからのスタートです。 作品作成のプロセスや結果を徒然なるままに・・・

2017年06月

からつゆのれんらくもうとかんこうれい
「フォト×俳句」ならではの作品では無いかと(笑)
俳句だけでは成り立っていないように思えるんだけど。
写真とセットになって、あ~・・なるほどねぇ・・的な。
俳句は俳句として独立していなければ価値が無いとよく言われるけど。
こういうのも、むしろ有りでは?と個人的には思う。

28 チゴハヤブサ (1 - 1)-2

別に連絡網が有るわけでも無いし。
箝口令が敷かれているわけでも無いのだが。
カラスとかシジュウカラがどこにいようと誰も興味を持たないだろうけど。
何となく、チゴハヤブサとかになるとその扱いに戸惑う。

28rel=

まぁ、良くしたもので。
いつの間にか、何となく知る人は知ることになるんだけど。
伝わり方と伝え方に阿吽の呼吸・・・的な(笑)
このブログでは一切場所を記す事はないし。
それと分かるような画像はアップしないように気を付けているのだが。


28 rel=

この鳥は困ったことに、鳴けば誰でもすぐ分かる。
誰でもというか、バーダーだったらこの声はすぐに分かるだろう。
静かに移動しろよとか思ってしまう(笑)

それから、私に直接聞かないでね。
聞かれたこちらも困るから(笑)


[作品写真データ]
モデル: チゴハヤブサ
カメラ:OLYMPUS OM-D E-M1 Mark II
レンズ: M.ZUIKO DIGITAL ED 300mm F4.0 IS PRO
シャッター速度:1/250
F値:7.1
ISO:500
WB:オート
露出プログラム:絞り優先
トリミング有り
Lightroom CC2015 for Mac



 
 
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あまごいのじゅもんのようなたかきこえ
サシバの声って意外とハイトーンだったりする。
顔に似合わずというか何というか(笑)
最近頻繁に見かけるのでどこにでもいる鳥かと思いきや。
図鑑によれば絶滅危惧Ⅱ類とある。

28 サシバ (1 - 1)

繁殖期がいつなのか分からないけど。
なんか、この木の辺りで二羽がバタバタしている。
遠いし枝被りで状況は全く不明だけど。
ひょっとして巣がある?
だとしたら、そっとしておかなきゃな。

28 サシバ (1 - 1)-3

猛禽類の多くは絶滅危惧種になっているけど。
鳥が住めなくなっている環境ってのは、やがて人間にとってもヤバイはず。
古くからのバーダーの皆さんに聞けば。
とにかく毎年鳥の数は感覚的に減っているとの事。
出来る事と言えば、営巣中の鳥達をそっとしておく事くらいかな。


[作品写真データ]
モデル: サシバ
カメラ:OLYMPUS OM-D E-M1 Mark II
レンズ: M.ZUIKO DIGITAL ED 300mm F4.0 IS PRO
シャッター速度:1/200
F値:5.6
ISO:1600
WB:オート
露出プログラム:絞り優先
トリミング有り
Lightroom CC2015 for Mac



 
 
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はつなつのにゅうしゃかくどをはかりけり
月刊「俳句界」7月号の写真俳句のコーナーで優秀賞を頂きました。
ありがとうございます。
すっかりアップするのを忘れていた。
5月号、6月号と連続でボツだったので嬉しい。
ってか、これは結構な自信作だったので、本当は優秀賞でなく大賞が欲しかった(笑)

28 俳句界 (1 - 1)

講評というか選評というか、鑑賞の一言は以下の通り。
『餌を求め、幹を螺旋状にのぼるキバシリ。急な角度の幹を攻略するキバシリの「入射角」と撮影に必要な「入射光」をかけた上手さに一票』とある。
なるほど~ そう読むのかぁ・・・と感心したりして(笑)

撮影に必要な「入射光」ってどんな光なんだろう?
と調べてみたら露出を決める時の方法に反射光式と入射光式があるという事が判明。
ますます、なるほど~っと感心。
凄いな、これを選んでくれた人の知識量。
こんなに写真撮ってるのに全然そんな知識を持ち合わせていない自分が恥ずかしい。

作った本人が解説すると(笑)
今年も夏が来た。
今年の夏はどんな角度で自分の中にやって来たかを今測った!
気持ち良いぞ~
こんなファンタジーというかメタファーなんだけどね。

読み手に力量があると、たいした事の無い俳句も違う解釈でそれなりに読めてくる。
そこが俳句の良さでもあるのだ。


[作品写真データ]
モデル: キバシリ
カメラ:OLYMPUS OM-D E-M1 Mark II
レンズ: M.ZUIKO DIGITAL ED 300mm F4.0 IS PRO
シャッター速度:1/250
F値:6.3
ISO:800
WB:オート
露出プログラム:絞り優先
トリミング有り
Lightroom CC2015 for Mac



 
 
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ねがわくばそこでさんびょうさんこうちょう
三光鳥(サンコウチョウ)は俳句の世界でもバーダーの世界でも夏鳥(笑)
月日星(ツキヒホシ)・・・ホイホイホイと鳴く。
なので3つの光で三光鳥と呼ぶらしい。


27 サンコウチョウ (1 - 1)-5

俳人にはこの句の良さは判らないかもだけど・・・
バーダーだったら絶対に共感して貰えると思う(笑)
この鳥、こんな姿をしていながら一時もじっとしていない。
とにかくチョコチョコ動き回り続けるのである。
3秒止まってくれれば余裕で撮影できるけど、多分そんなに止まってはくれない。

27 サンコウチョウ (1 - 1)-6

そして基本的には薄暗いところにいるので撮影条件もきつい。
こんな ↑ 明るい場所で止まるなんて奇跡的な事かも(笑)
一瞬の出来事の連続だから、カメラは手持ちでないと対応不能かと。
最近はテレコン外しているのでファインダーで追うのも比較的に楽。
一瞬で姿を捉えるのは換算600㎜が限界だろうなと、つくづく思う。
トリミング前提で撮影すれば良いだけ。


[作品写真データ]
モデル: サンコウチョウ
カメラ:OLYMPUS OM-D E-M1 Mark II
レンズ: M.ZUIKO DIGITAL ED 300mm F4.0 IS PRO
シャッター速度:1/250
F値:4.0
ISO:320
WB:オート
露出プログラム:絞り優先
トリミング有り
Lightroom CC2015 for Mac



 
 
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しゅっとしたかおがよいねとつゆはれま
ヤマガラの幼鳥だと思うんだけど。
最初見つけた時にはなんだろうこの鳥は?
謎の珍鳥か?なんて思ったりして(笑)

20 ヤマガラ (1 - 1)-2

シュッとした顔ってどんな顔だ?
その逆はふっくらとかポッチャリとかになるのだろうか?
そのあたりのコントロールは永遠の課題だな。


20 ヤマガラ (1 - 1)-3

こちら ↑ がヤマガラの親だと思われる。
最初はオレンジの色が出て無いのかな?
まだまだ鳥見の経験値が低すぎるなと実感する。
これはこれです。と、自信を持って断定出来るようになりたいものだ。


[作品写真データ]
モデル: ヤマガラの幼鳥
カメラ:OLYMPUS OM-D E-M1 Mark II
レンズ: M.ZUIKO DIGITAL ED 300mm F4.0 IS PRO
シャッター速度:1/250
F値:5.6
ISO:1250
WB:オート
露出プログラム:絞り優先
トリミング有り
Lightroom CC2015 for Mac



 
 
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