こんな写真×詠んでみた

2013年7月突如出会った新しい芸術表現。 写真と俳句をコラボさせた 「フォト×俳句」 どちらも全くゼロからのスタートです。 作品作成のプロセスや結果を徒然なるままに・・・

2017年12月

ふくざつなすてっぷきめるふゆぬくし
もちろん、ハイチュウとかクマタカとかの猛禽類はカッコいいけど。
なんだかんだ言ってもエナガの可愛さには敵わないかも(笑)
どこにでもいると言えばどこにでもいるし。
いつでもいると言えばいつでもいるエナガ。
とは言え、ちゃんと撮すのはなかなか難易度が高い。

17-12-14 エナガ (1 - 1)-2

そもそも群れで飛んでくるので。
どの個体を撮そうか一瞬迷いがでるんだよね。
そうこうしているうちにどれも撮れずに終わる・・・
二兎追うものは一兎をも得ずの典型パターン。

それと、見えている個体にどれだけ早くレンズをセット出来るか。
ここは運動神経の問題なのか、訓練なのか。
繰り返し行う基本練習。
野球とか卓球の素振りみたいなものかもな。
対象が可愛いエナガちゃんなので何度でも基本練習は行える(笑)


[作品写真データ]
モデル:エナガ
カメラ:OLYMPUS OM-D E-M1 Mark II
レンズ: M.ZUIKO DIGITAL ED 300mm F4.0 IS PRO
シャッター速度:1/1250
F値:4.0
露出補正:-7/10
ISO:200
WB:オート
露出プログラム:絞り優先
トリミング有り
Lightroom CC2015 for Mac

 
 
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かざはなをながめてきみはむぼうびに
鳥の正面顔はなんとなく間抜けな感じが多いんだけど。
鳥のお尻は総じてキュートである(笑)
これ ↑ は、オオマシコのお尻。
良い感じにロールしているところが素敵かと・・

15 オオマシコ (1 - 1)

もちろん、お顔だって可愛いですよ。
鳥も色々いるけど、個人的な好みで顔が好きな鳥は撮っていても力が入る(笑)
結局のところ人でも鳥でもそこかよと言われそうだけど。
美男美女は多くの人を幸せにする。

15 オオマシコ (1 - 1)-3

ポートレートと同じで、接近できるのであれば。
正面も右からも左からも撮っておきたい。
まぁそこまで撮らせてくれる鳥は圧倒的に少ない事も事実だから。
撮影頻度をあげるしか無いわけだが・・・



[作品写真データ]
モデル:オオマシコ
カメラ:OLYMPUS OM-D E-M1 Mark II

シャッター速度:1/250
F値:4.0
露出補正:3/10
ISO:200
WB:オート
露出プログラム:絞り優先
トリミング有り
Lightroom CC2015 for Mac

 
 
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めぢからをうつすかがみやふゆのあさ
思いの他気に入った写真が撮れると。
今度はそれにつける俳句が出来なくて四苦八苦する。
写真と俳句は別々に鑑賞するのが正解なのかなぁ・・などと弱気にもなる。

17 ハイチュウ (1 - 1)

俳句はともかくとして、ハイイロチュウヒの写真に関しては完全にリベンジ達成。
前回は、とりあえずハイチュウだとわかる程度の写真しか撮れなかったからなぁ。
目が出る写真が撮れたのは大きな成果だ。

17 ハイチュウ (1 - 1)-2

とは言え、600枚強撮ったわりにはピントが来ている写真はほんの数枚。
何というか残念なのが、お尻にフォーカスがバッチリ来ているのに顔が全く見えない。
そんなカットの実に多い事(泣)

17 ハイチュウ (1 - 1)-4

この ↑ 写真のような方向にあるカットが多い。
ようするに、逃げて行く姿を追っかけているって事。
そして光の方角との関係でいろいろ出来不出来が存在する。

まぁ、何はともあれ1カットだけでも気に入ったものがあれば上出来。
バーダーの多くが口にするように、一日ワンカットで十分。
それが手に入れば全ては報われる。
確かにその通りだと思う。



[作品写真データ]
モデル:ハイイロチュウヒ
カメラ:OLYMPUS OM-D E-M1 Mark II+M.ZUIKO DIGITAL 1.4x Teleconverter MC-14

シャッター速度:1/800
F値:5.6
露出補正:3/10
ISO:200
WB:オート
露出プログラム:絞り優先
トリミング有り
Lightroom CC2015 for Mac

 
 
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するーするわけにはいかぬとしのくれ
口語というか、それを通り越した今時の言葉。
多分、読んでいる多くの人に意味は通るかと(笑)
が・・俳句的には如何なものかと言われること間違い無し。

16 ハイタカ&ノスリ (1 - 1)

俳句的に表現しようと思うと、寧ろ文語で数を揃える。
どうしてそうなるかと言えば、同じ十七音にどれだけ意味を持たせられるか。
文語の方が圧倒的に意味の含有率が高い。

16 ハイタカ&ノスリ (1 - 1)-2

ノスリが先行して、それをハイタカが追っかけるという絵。
力関係はハイタカの方が上なのだろうか?
見ている側からすればハイタカの方がカッコいいと思うわけで(笑)
ノスリが聞いたら怒りそうだけど。

16 ハイタカ&ノスリ (1 - 1)-4

これ ↑ なんて、ハイタカが絶対素通りさせないぞって感じ(笑)
喧嘩を売るというか、自分の優位性を誇示するのかな?
とは言っても、この空はどちらかと言えば日常的にノスリが飛んでいるんだけど。

16 ハイタカ&ノスリ (1 - 1)-5

近いよなぁ・・・
スクランブル発進って感じ。
後ろに付かれてしまったノスリは何を思っているんだろう?
ってか、本気を出したらどっちの方が速く飛べるのかな?
鳥の優位性って本人達はどこで判断してるんだろう?
知らない事がいっぱい。

今年も残すところ2週間だもんね。
無事にスルーできたら良いのにねという一句(笑)



[作品写真データ]
モデル:ハイタカ&ノスリ
カメラ:OLYMPUS OM-D E-M1 Mark II
レンズ: M.ZUIKO DIGITAL ED 300mm F4.0 IS PRO
シャッター速度:1/1600
F値:4.0
露出補正:+7/10
ISO:200
WB:オート
露出プログラム:絞り優先
トリミング有り
Lightroom CC2015 for Mac

 
 
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としのせやえらぶことしのべすとてん
今年撮影した写真で削除せずに保存されているのが約1万4千枚。
多分その8割は野鳥写真のはず。
その中から10枚を選べと言ったら大変だろうなぁ・・

11 イスカ (1 - 1)-7

珍鳥を大きく鮮明にドーンって感じに撮したもの。
まぁ、基本的に日の丸構図でとにかくどれだけ鮮明に写せるかみたいな感じなんだけど。
果たしてそれはどうなんだろう?
野鳥図鑑みたいな写真が圧倒的に多い事は間違い無いわけで。
そろそろ、そこを卒業しようかなとも思い始めて。

15 イスカ (1 - 1)

鳥のいる風景みたいな写真にも魅力を感じるわけで。
まぁそうは言っても小鳥は小さいからそれを絵として成立させようとすると色々大変。
「フォト×俳句」ではあるけれど。
野鳥写真のクオリティは高いにこしたことは無い。
まぁ、何をもってクオリティが高いのかって話にもなるけど。

15 イスカ (1 - 1)-2

写真の中に物語が内包されているものが良いんだろうな。
撮っている自分が作るストーリーでも良いけど。
それを見た人の頭の中に想起されるストーリーが幾通りにもなる作品。
そして、それとコラボする俳句。
なんて出来たら最高だろうなぁ・・・

イスカとか珍しい部類のものより、エナガとかモズとかの普通に見られる鳥の方が。
ひょっとしたら、そういうものに向いているかも知れない。


[作品写真データ]
モデル:イスカ
カメラ:OLYMPUS OM-D E-M1 Mark II
レンズ: M.ZUIKO DIGITAL ED 300mm F4.0 IS PRO
シャッター速度:1/250
F値:4.0
露出補正:+1 7/10
ISO:800
WB:オート
露出プログラム:絞り優先
トリミング有り
Lightroom CC2015 for Mac

 
 
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