こんな写真×詠んでみた

2013年7月突如出会った新しい芸術表現。 写真と俳句をコラボさせた 「フォト×俳句」 どちらも全くゼロからのスタートです。 作品作成のプロセスや結果を徒然なるままに・・・

2018年02月

すこしだけひととちがえてはるのふく
別に服を着ているわけでも無いのだが。
「ウソ」という鳥の中に「赤ウソ」と呼ばれる個体がいる。
別の種類だという説もあれば、みんな一緒で単なる個体差だという説もあったような。
色白の人もいれば、浅黒い人もいる的な(笑)

23 ウソ (1 - 1)

なかなかツーショットが撮れないで苦労したんだけど。
なんとなくこれで ↑ で判るのでは無いかと。
右奥に見えるのが普通の「ウソ」のオス。
で手前左が多分「赤ウソ」だと思う。

23 ウソ (1 - 1)-2

これ ↑ なんかでも違いが出ているかと。
同じ群れの中にいるから、本人達はその違いを認識しているかどうか(笑)
まあ、どっちでも問題ないんだろうけど。
ちなみにメスはこちら ↓ の写真で判るように全然色が違う。

23 ウソ (1 - 1)-4

図鑑を見ていると色々書かれているけど。
どこまでの線引きなんだろうなぁ?
何はともあれフィールドは賑やかでなによりだったりもする(笑)


[作品写真データ]
モデル:アカウソ
カメラ:OLYMPUS OM-D E-M1 Mark II
レンズ: M.ZUIKO DIGITAL ED 300mm F4.0 IS PRO
シャッター速度:1/640
F値:4.5
露出補正:+3/10
ISO:200
WB:オート
露出プログラム:絞り優先
トリミング有り
Lightroom CC2015 for Mac

 
 
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とりのこいつめをまるめてそっとおく
これで季語が「鳥交る」だと、あまりにもストレートだよな(笑)
春の季語で「鳥交る」とか「鳥の恋」ってのはホントよくぞ設定してくれたものだと感心する。
年間を通して鳥見でフィールドを徘徊しているわけだけど。
春ならではの光景だし、日本の季節そのものだと思う。

27 ハヤブサ (1 - 1)-3

人間のそれを想起してしまうと、下品な感じになるけど。
そうじゃぁ無いんだよなぁ・・
花が咲くように、木が芽吹くように、風が暖かく流れるように。
それらと全く同じ現象なんだと思う。
このあたりの感覚は年がら年中フィールドに身を置いているとよく判るはず。

27 ハヤブサ (1 - 1)-4


とは言え・・・日の出前から鳥の交尾シーンを求めてずっと待ち構えているってのも。
多くの人は違和感を覚えるかな?(笑)
今、この時にしか目に出来ない自然の営みを残しているだけなんだけどね。

23 ハヤブサ (1 - 1)-2

この写真 ↑ ハヤブサのオスの爪を見ると。
メスの身体を傷つけないようにと丸くしてそっと置いているんだよね。
強さと優しさはセットだな。

27 ハヤブサ (1 - 1)-5

一回の交尾に要する時間は計ってないから正確には判らないけど。
多分10秒~15秒くらいの間では無いかと。
日の出からお昼くらいの間で3~4回行われているかと。
オスとメスの両方を観察していると、何となくその行動パターンも読めてくる。


まぁ、何はともあれ無事に雛が孵る事を祈るのみではある。




[作品写真データ]
モデル:ハヤブサ
カメラ:OLYMPUS OM-D E-M1 Mark II 
レンズ:M.ZUIKO DIGITAL ED 300mm F4.0 IS PRO+M.ZUIKO DIGITAL 1.4x Teleconverter MC-14
シャッター速度:1/400
F値:6.3
露出補正:無し
ISO:200
WB:オート
露出プログラム:絞り優先
トリミング有り
Lightroom CC2015 for Mac


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かぜひかるそうていがいのちゃくちてん
日記俳句だから、自分にしか判らない十七音なんだけど。
これって何年か経った後で見返した時に、果たして自分でも覚えているのやら?(笑)
飛び出せば着地するわけで、どこに着地しても鳥の場合は良いんだもんね。

23 オオマシコ (1 - 1)

オオマシコもこの色になるのは何年くらい経っているんだろ?
群れの中にせいぜい2羽くらいしか見られないから、それなりに生き抜いた証の赤だろうな。
そして光の加減でこの赤も結構差が出たりもする。
この ↑ くらいの赤が一番自然な気がするけど、見ているモニターによっても変わるだろうし。

23 オオマシコ (1 - 1)-3

最近はとにかく、躍動感のある写真をと、色々工夫してたりして。
初見という鳥が少なくなってきたので、慌てて撮る必要が無くなってきたのが大きい。
始めの頃はとにかく逃げられちゃう前にシャッターをって感じだったからなぁ(笑)

23 オオマシコ (1 - 1)-4

空抜けの写真は嫌われる傾向にあるけど。
自分は結構好きだったりするんだよねぇ(笑)
確かにこの ↑ 背景に山でもあれば尚良いけどさ。
これはこれで。


[作品写真データ]
モデル: オオマシコ
カメラ:OLYMPUS OM-D E-M1 Mark II 
レンズ:M.ZUIKO DIGITAL ED 300mm F4.0 IS PRO+M.ZUIKO DIGITAL 1.4x Teleconverter MC-14
シャッター速度:1/2500
F値:6.3
露出補正:無し
ISO:640
WB:オート
露出プログラム:シャッター優先
トリミング有り
Lightroom CC2015 for Mac


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はるのこえそだねそうだねそうだねえ
時事俳句?(笑)
類句が一気に生まれていそうな・・・
なにはともあれ良かったねぇ。
女子のカーリングって予選の第一戦をたまたまテレビで見る機会があったんだけど。
彼女達のやりとりが丸聞こえってのに驚いたのと、微笑ましかったのと。
萌えるなあ・・なんて思ってたら、みんな同じ思いだったようで(笑)

23 ハギマシコ (1 - 1)-5

ハギマシコは初見で初撮り。
ようやく会えたって感じ。
誰にも教えちゃダメだぞって場所で見て来た。
誰にも教えちゃいけない場所だらけで困っているけど(笑)

23 ハギマシコ (1 - 1)-2

これ ↑ 躍動感あって好きだな~
遠いところで撮ったのをかなり盛大にトリミングしているから画質がイマイチ。
こういう写真をもっともっと解像度を上げて撮りたいんだけどね。
条件が揃うのはなかなかねえ・・・



[作品写真データ]
モデル:ハギマシコ
カメラ:OLYMPUS OM-D E-M1 Mark II
レンズ: M.ZUIKO DIGITAL ED 300mm F4.0 IS PRO+M.ZUIKO DIGITAL 1.4x Teleconverter MC-14
シャッター速度:1/2500
F値:5.6
露出補正:+3/10
ISO:1000
WB:オート
露出プログラム:シャッター優先
トリミング有り
Lightroom CC2015 for Mac

 
 
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あしあとはまだひとつだけゆきのあさ
本日(2/24)発売の月刊俳句界3月号の写真俳句で優秀賞をいただきました。
ありがとうございました。
この作品は俳号を「鳥見山走子」から「鳥見山歩人」に変えてから初投稿。
だったので掲載されてとても嬉しい。
1月10日のエントリー作品でした。

23 俳句界 (1 - 1)

鳥を前面にバーンと出す絵じゃなくて、鳥のいる風景で「フォト×俳句」。
こうして他の作品と並べてみると、絵柄がちょっと地味だけど(笑)
まあこれはこれで良い作品かなと自画自賛。

まあたいした問題じゃないけど、この作品の鳥はメジロじゃなくてルリビタキのメスです(笑)


[作品写真データ]
モデル:ルリビタキのメス
カメラ:OLYMPUS OM-D E-M1 Mark II
レンズ: M.ZUIKO DIGITAL ED 300mm F4.0 IS PRO
シャッター速度:1/250
F値:5.6
露出補正:+7/10
ISO:200
WB:オート
露出プログラム:絞り優先
トリミング有り
Lightroom CC2015 for Mac

 
 
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