俳句界3月号の兼題「前」で佳作に選んで頂きました。
選者は山下美典先生。ありがとうございます。
★前に出で火照る顔射す焚火かな★山走子
(まえにいでほてるかおさすたきびかな・さんそうし)
実は清子さんに『おめでとう』と言われてナンノコッチャ?でした(笑)
俳句界が手元に届いた時に確認するのは写真俳句のコーナーのみ。
雑詠とか兼題に投句した事さえ忘れてました。
特に兼題「前」のこの句に至っては、読んでも思い出せない。
まさか同じ名前の人って事も無いよね?
って、だんだん記憶が蘇ってきました。
こちら ↑ は、雑詠句で佳作を頂きました。
★道岐れまた枯葎増えにけり★山走子
(みちわかれまたかれむぐらふえにけり・さんそうし)
選者は豊田都峰先生。ありがとうございます。
こちらの、この句は今こうして読むとなかなか出来が良いかと(笑)
結構お気に入りかも。
俳句界は毎回、写真俳句には投稿しているのですが。
最近はずっとボツで凹んでいます。
俳句だけのものは、多分2回しか出してないような。
1月号2月号共に巻末のハガキは切り取られていないので未投句って事だよね。
考えてみたら2月号3月号と佳作で掲載されてるのかぁ・・・
取りあえずなんか出しておけば掲載されるって事?(^^;)
自分としては写真俳句に載せて貰えないと価値が無いなぁ・・・
と、贅沢な事を言ってみる(笑)
*追記
更に見落としていた事に気付かされる。
同じ句を大串章先生が「ここを直せば入選」のコラムに取り上げてくれた。
同じものを、添削して豊田都峰先生は佳作に採ってくれたんだけどね(^^;)
こういうのって選者同士ではどうしているのでしょ?
俳句界の投句には「特選」「秀逸」「佳作」ってあるけど。
この「へ」が「え」だったら何に選んで貰えたのでしょ?
と、聞いてみたくなる。
これ読んで思い出したけど。
下五が「けり」だから文語で統一しなきゃなと悩んだんだよねぇ・・
まだまだだな。
コメント
コメント一覧 (5)
そうですか、見ていなかったんですね。
と言うことは、清子が言わなかったら永遠に知らなかったのですね。
みんなが掲載されるってことは無いと思います。
掲載は、山走子さんの実力でしょう。
今、本が手元にないので何ページとは言えませんが、もう一箇所掲載されていると思います。
「添削コーナー」みたいな所だったかなぁ~。
ご確認くださいね。
「ここを直せば入選」に出てました。
ブログの方は追記しておきました。
これ文字が間違ってなければ秀逸に選ばれたかも?って事かな?
なんか悔しいやら恥ずかしいやら(^^;)
>「ここを直せば入選」
旧仮名の誤用です、それがマイナスポイント。
終止形が「ゆ」になる言葉、
「見ゆ」、「消ゆ」、「増ゆ」などは、
旧仮名でも「見えて」、「消えて」、「増えて」。
「増へる」の「へ」が間違い、
文語がどうと言う以前にこれは☓。
佳作に採って頂けたのは、
おそらくハガキの訂正を好意的に解釈か、
あるいは単に見過ごしかも。
あたたかな雨が降るなり枯葎 子規
揚句のように、あたたかな(口語)と降るなり(文語)の、
混合タイプはあって、タブーとまでは言えないので、
あまり神経質になることはないと思います。
(こだわる人や結社は有ります)
むしろマズイのは、
一句のなかで旧仮名と現代仮名のごちゃまぜ、
あるいは複数の句でその両刀使い。
あと「笑ふて」や「越へて」のような言葉の誤用。
(○、笑うて、越えて)
俳句やっていくなら、
旧仮名でいくか、現代仮名でいくか、
どちらかに決めたほうがよさそうです。
文語と口語は文法の話で、
旧仮名や現代仮名は言葉としての表記のことです。
去年は必死に文法やら仮名づかいやらを勉強していたのに途中からトーンダウンしてしまったような。
今はごらんのようにバードウォッチャーですし(笑)
もう少し真面目に勉強しなきゃね。
やっぱり「や」「かな」「けり」の切れ字は使いたいので。
文語+歴史的仮名遣い
ここに行き着くのでしょうね。