きるほどになじむつむぎやあきふかし
今日(11/18)の信濃毎日新聞の朝刊に第6回フォト×俳句選手権の結果が発表されました。
全国から258人797作品の応募があったとの事で過去最高だそうです。
そして、ありがたいことに協賛社賞(Nikon賞)をいただきました(嬉)

実は先週連絡があったときに、「山走子さんの作品は3位に選ばれました」みたいな話しになり。
あ・・・グランプリじゃないんだ・・みたいな。
嬉しいような悔しいような。
って、贅沢ですよね(笑)
今朝、新聞を見ながら何はともあれ選ばれた事に対する喜びにしたりました。
考えてみれば去年は佳作だったので名前だけで作品が新聞に掲載もされなかったしな。

グランプリと準グランプリの作品を見ながら、こりゃかなわないと素直に思いました。
両作品とも素晴らしい作品。
思わず溜息がもれちゃう。
こんな感じです ↓ すごいですよね。



11-18信毎朝刊__1_-_1_


自分の作品は、写真は凄く気に入っているものの俳句がちょっと・・・
特に上五「着るほどに」はなぁ・・
今になって考えると「纏うたび」の方が良かったような気もするなぁ。
なんせ締切のギリギリまで追い込まれて。
息が出来なくなるようにウンウンとうなって、やっとこさっとこ作った十七音だからなぁ。

ところでグランプリの方は「フォト×俳句」を作るのが初めてだとか。
あぁ・・才能のある人ってそんなもんなんだなぁと溜息。

何はともあれ3年連続で賞状を頂けるのは素直に嬉しかったりする。
グランプリを獲れたら一眼レフカメラを記念に買おうかと思ってたけど、これでまた一年先に伸びてしまったような。
因みに協賛社賞の賞品はカメラバックだとか(笑)


【作品自解】
写真の撮影場所は長野県の上田です。
何屋さんか忘れたけど今思えばひょっとすると呉服屋さんの暖簾かも。
六文銭の暖簾が良い感じに風になびいた所を抑えました。
新品ではなくて時間が染み込んだような色合いが狙い。

上田紬というのは調べたら歴史があるもので全国的にも知る人は知るみたいです。
で、紬は普段着だと何かで調べて判明。
判りやすく言えばジーンズだとか。
それらのイメージを十七音に素直に詠んだもの。

写真と俳句の接点は暖簾の風味と六文銭です。

[写真解説とデータ]
カメラ:Panasonic DMC-FZ1000
露出時間:1/200
絞り:5
F値:f/4.0
ISO:125
WB:自動
露出プログラム:絞り優先
露出バイアス:±0
Lightroom CC2015 for Mac