じまんげにたかをゆびさすとりみかな
鷹は冬の季語。
歳時記には傍題として「大鷹」「小鷹」「刺羽」「隼」とある。
そして、『・・・大型のものは鷲といい・・・』と説明されている。

なるほど~
って、「小鷹」ってなんだ?とバーダー目線で突っ込みたくなる。
写真は多分「ハイタカ」と呼ばれる鷹の一種。
多分というのはひょっとすると「オオタカ」の可能性もあるかな?と。

鳥見を始めてまだ一年の自分には自信をもって判別出来るほどの経験値が無い。
ただ・・・鷹と鷲がサイズで区別化するのもどうかと(笑)

ハイタカ (1 - 1) のコピー
 

小鳥も見ていて飽きないし大好きなんだけど。
鷹を始めとする猛禽類に出会うと妙にワクワクする。
顔つきといい鋭い爪といい、この鳥達の魅力は尽きない。
ただ、近くに寄れないのが難点。
もう少し光りがあれば、もう少し綺麗に撮れるんだけどなぁ・・・

ハイタカ (1 - 1)-2
 
猛禽類をホント美しく撮影しようとすると、やっぱり機材が必要になってくる。
そこが悩みどころでもある。
今の証拠写真程度で満足しておいた方が幸せだと常に自分に言い聞かせたりして。

ところで、「鷹」が冬の季語の理由は、鷹狩りが冬の行為なのでそこから来ているらしい。



[俳句自解]
この句はですね、今朝の自分をそのまま詠んでいます(笑)
朝、近所の公園まで出かけて鳥見をしていたのですが、帰り際にラッキーな事に鷹に出会いました。
独りでバシャバシャと写真を撮っていると向こうからこの場所でよく会う方が登ってきます。
で、その方に分かるように自分が鷹に向かって指差して教えてあげたという光景。
なので下五の「鳥見かな」ってのはバードウォチングの事と自分の俳号とをかけてます。


「フォト×俳句」を考える時。
季語の「鷹」がまんま写真に表現されている事をどう捉えるか。
付き過ぎと言われる作品が結構あるけど。
やっぱりこれだと付き過ぎという事になるのかな?
この辺りの考察も自分の中で整理しきれていないんだよね・・・




 [作品写真データ]
撮影日時 2015/12/06
カメラ:Panasonic DMC-FZ1000
露出:1/640
絞り:
F値:4.0
ISO:800
WB:オート
露出プログラム:
Lightroom CC2015 for Mac






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