ゆきどけのおれのゆうしをしかととれ
「ライチョウ」は夏の季語。
冬のライチョウの姿はこの写真のように全身が白くなっている。
そもそも生息地帯が2000メートルから3000メートルの高山地帯に限られているため厳冬期に一般の人が白いライチョウを見るのはほぼ不可能。
こうして雪解けを迎える今がギリギリで白いライチョウに会える時期である。

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こんな感じで ↑ 遠くにいるライチョウを必死で撮るのものだとばかり思っていた。
まぁ最近はハヤブサばかり撮っているから余計思い込みがあったのかも(笑)
ところがところが、ライチョウって全然人間を怖がらないのである。
なので、かなりの至近距離から撮る事が出来る。

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さぁ撮れ!的な(笑)
ってか、こっちに寄ってくるし。
逃げるなんて事はまずしない。
自分の都合で自分の好きな所に移動しているだけである。
なので800㎜相当とかのレンズを持ち込んでしまうと撮影困難だったりもする。
普通にiPhoneで撮っている人もいるくらいだからね。

ライチョウMAX (1 - 1)


これでどうだ!って感じでしょ。
この日は、なんだかんだで1200カットほど撮したのですよ。
やっぱり初めて見る鳥の場合は証拠写真というかなんというか。
取り残しては困るという思いがあるから連写しまくり(笑)
あとで消す作業が大変。

ただですねぇ・・・今回の写真は自分的にはイマイチというか致命的な欠点があるのです。
キャッチアイになっていない(泣)
陽射しがなかったり逆光だったり。
色々角度を変えて撮っていたはずなんだけど、結果キャッチアイの作品は10枚程度。
ポートレートと違ってストロボ使う事も出来ないしね。
なかなか鳥撮りは奥が深い。

[作品自解]
実はこの日は自分が一番にこのライチョウを撮影し始めたのです。
視界がほとんど無かったのに、急に現れてくれて。
バシャバシャと撮ってたら段々カメラマンが増えてきて最後はモデル撮影会場みたいになったの。
彼は俺に撮れって言ってんだよなぁ・・・という作品(笑)


[作品写真データ]
モデル:ライチョウ
カメラ:Panasonic DMC-GX8
レンズ:LEICA DG VARIO-ELMAR 100-400mm F4-6.3 
シャッター速度:1/2500
F値:5.8
ISO:200
WB:オート
露出プログラム:絞り優先
Lightroom CC2015 for Mac




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