それぞれに更なる高み春めける (1 - 1)
本日(4/25)発売の月刊俳句界5月号の写真俳句で大賞を頂きました。
今年2回目となる大賞の受賞です。
このキクイタダキの写真はお気に入りで。
というかかなり大変な思いで撮影したものだったので。
こうして大賞を受賞という事で報われた感じが(笑)
当ブログでのエントリーは2月26日のものです。

俳句界2019.05


この句を自分で解説すると。
実景としては、キクイタダキを撮影しているカメラマンが何人もいて。
それぞれが、それぞれに刺激し合い、それこそ文字通り切磋琢磨している状態。
最初はただ姿を撮影できただけで満足だったのに、どんどん高みを求めて行った。
現地にいた人達にはとても判りやすい一句なんだけど(笑)

そこに「春めける」という季語を持ってくることにより。
春になってそれぞれの人が人生において高みを目指していく様を重ねた一句です。
キクイタダキが上昇していく写真を取り合わせたのも、日本で一番小さい野鳥である事が非常に重要なポイント。
写真俳句のお手本のような作品でした(笑)



[作品写真データ]
モデル:キクイタダキ
カメラ:OLYMPUS OM-D E-M1 Mark II
レンズ: M.ZUIKO DIGITAL ED 300mm F4.0 IS PRO
シャッター速度:1/250
F値:6.3
露出補正:+7/10
ISO:800
WB:オート
露出プログラム:シャッター速度優先
トリミング有り
Lightroom CC2015 for Mac


 
 
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