こんな写真×詠んでみた

2013年7月突如出会った新しい芸術表現。 写真と俳句をコラボさせた 「フォト×俳句」 どちらも全くゼロからのスタートです。 作品作成のプロセスや結果を徒然なるままに・・・

カテゴリ: > イカル

とりのめのとおきところのとうじかな
イカル  季語としては夏の季語になる。
夏にイカルを見た記憶は無いような・・・

上の写真のイカルはかなり遠くにいる。
無理やり引き寄せたのはNikon COOLPIX P900
一応見られるサイズまでズームインしたんだけど。
実はボケボケ(笑)

イカル (1 - 1)

取りあえずイカルだと認識できればそれで良いか。
って証拠写真なんだけど。
どうせならイカルも綺麗に見せてあげたいと色々現像に時間をかける。

イカル (1 - 1)-2
 
ボケついでにさらに明瞭度を落としたらソフトフォーカスみたいで。
これはこれでなんか味のある写真になったような。
あとは好き不好きの問題でしょう(笑)
自分は案外こういう見え方 ↑ は結構好きかも。


[俳句自解]
冬至なので、冬至で一句。
色々考えて見たものの。
どうしても、太陽がとか陽射しがとかに向かってしまう。
一年の中で一番昼間の時間が短いという知識が邪魔になるというわけ。
ならばと、それらは全部横に置いて作ってみたけど、写真の解説になってるかな?
上五の「鳥の目の」ってのは何か違う言葉に置き換えたら成功かも。


[作品写真データ]
撮影日時 2015/12/19
カメラ:Nikon COOLPIX P900
露出:1/500
絞り:
F値:6.5
ISO:200
WB:オート
露出プログラム:鳥モード
Lightroom CC2015 for Mac
 


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イカル (1 - 1)

イカル 夏の季語(三夏) 講談社 日本大歳時記

あら?イカル?って感じだった。
独特なフォルム(笑)の鳥。
初めてみたのが雪の中だったので、てっきり冬鳥かと思っていた。
鳥図鑑によると「留鳥または漂鳥」と書かれている。
歳時記には掲載されているものと、されていないものがある。
ってか、講談社の日本大歳時記にしか載ってない。

上の写真をよくみて貰うと分かるのだが。
黄色いクチバシが特徴なんだけど、この根元の部分が青みかかっている。
これが夏の特徴らしい。

イカル (1 - 1)-3

 こっち ↑ が冬に写したものだけど、なるほど青い部分は少ないや。
観察するってのはそういう事なんだな。
などと妙に感心したりして(笑)

自然を理解するというか何というか。
俳句に惹かれる理由の一つが自然に対する言語的挑戦みたいな所にあるのだけど。
ふむふむ、鳥見をしていると色々と気付かされるモノである。



 



イカル 珍しく季語になっていない鳥。
連写で撮ったので丁度ジャンプしている絵になった(笑)
キョンシーのように、ピョンピョンと跳ねながら進む。



ペンギンにちょっと似てるような。
雪の中にいるから余計そう見える。




イカルの群れをみたら、よ〜く目をこらして見るようにと言われた。
コイカルが混じる事がよくあるそうだ。
そしてコイカルは結構貴重な鳥だとか。



どんなに頑張って目を凝らしてもコイカルはいなかったと思う。



真ん中はツグミ。
ここはリンゴ畑なんだけど、次々と鳥がやってくるので見ていて飽きない。



こういう絵 ↑ だと、千と千尋に出て来た顔無しみたいな感じ(笑)


イカルのように群れで動く鳥たちがやってくると賑やかで良い。
もっとも、去った後は寂しいけどね。

 

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