こんな写真×詠んでみた

2013年7月突如出会った新しい芸術表現。 写真と俳句をコラボさせた 「フォト×俳句」 どちらも全くゼロからのスタートです。 作品作成のプロセスや結果を徒然なるままに・・・

カテゴリ: > ツグミ

ふゆひなたあんないずよりけいけんち
ツグミは俳句の世界では秋の季語。
感覚的にはツグミの姿が見えると冬が近いなぁって。
晩秋の季語なんだろうな。

08 ツグミ (1 - 1)-2

周りの色とツグミの羽の色が良い感じにシンクロしている。
これ拡大するとキャッチアイが完璧に表現されているんだよなぁ・・
是非27インチ以上のモニターで見て欲しいなぁ(笑)
結構ピンが来ているから等倍で見ていただいてもOKかと。
やっぱりISO200で撮れると綺麗だ。



[作品写真データ]
モデル: ツグミ
カメラ: OLYMPUS OM-D E-M1 Mark II
レンズ: M.ZUIKO DIGITAL ED 300mm F4.0 IS PRO
シャッター速度:1/1000
F値:4.0
露出補正:+3/10
ISO:200
WB:オート
露出プログラム:絞り優先
トリミング有り
Lightroom CC2017 for Mac


 
 
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はるめきておもいあぐねるよびなかな
これって ↑ ツグミか?
それにしては、随分と白いなぁ・・・
ツグミの新種かな?
なんだかイマイチ解らないけど、取りあえず撮っておこう・・的な(笑)

170214ツグミ (1 - 1)-2

まぁ写真の撮り方というか、角度等々で変わった鳥に見えたりするけど。
図鑑などを見る限りではツグミ以外には考えられないけど(笑)
ツグミはかなり個体差があるような気もする。

170214ツグミ (1 - 1)-3

この角度だと、完全にツグミだと判るんだけどね(笑)
一瞬・・・・なんだこの鳥ってなるときのドキドキがたまらない。
ツグミじゃなきゃなんなんだ??
と、グルグルと頭の中をしばらくの間回ってたりするわけで。


「思ひ倦ねる(おもいあぐねる)」とか書くと 多くの人が読めなくなって。
なんか立派な俳句の雰囲気を醸し出すかも(笑)
なんちゃって俳句だな。



 [作品写真データ]
モデル: ツグミ
カメラ:OLYMPUS OM-D E-M1 Mark II
レンズ:M.ZUIKO DIGITAL ED 300mm F4.0 IS PRO
シャッター速度:1/400
F値:7.1
ISO:200
WB:オート
露出プログラム:シャッター速度優先
トリミング有り
Lightroom CC2015 for Mac




 
 
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あこがれはふつうのくらしつぐみなく
鶫(つぐみ)が戻って来ている。
マミチャジナイなんかと混じっていると、邪険に扱われたりして。
『・・なんだ、つぐみかぁ・・・』ってな具合(笑)

ツグミ (1 - 1)
 
バーダーの中で普通種と呼ばれる類の鳥達の代表みたいなものかな?
お年を召した方々にお話を伺うと。
昔はこれを獲って食べたそうな・・・
スズメよりよっぽど美味いそうな・・・
って、普通にスズメもツグミも食ってた模様(笑)

ツグミ (1 - 1)-2
 
なんでも普通ってのが実は一番大変だったりするのよ。
だから、普通である事は凄く大事な事。
普通種と呼ばれる鳥達がいてくれる有り難さを改めて感じたりする今日この頃。

ツグミ (1 - 1)-4

ツグミにしろ何にしろ、背景をどう選ぶかで写真の質感は随分と変わるなぁ。
季節感をもっともっと特徴的に出していきたいものだ。
そういう意味では空抜けってのが季節を出しにくい写真って事だな。




[作品写真データ]
モデル:ツグミ
カメラ:Panasonic DMC-GX8
レンズ:LEICA DG VARIO-ELMAR 100-400mm F4-6.3 
シャッター速度:1/640
F値:7.1
ISO:1250
WB:オート
露出プログラム:絞り優先
トリミング有り
Lightroom CC2015 for Mac



 
 
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ねぎらいのことばをさがすふゆのかぜ
ツグミは秋の季語。
何となく感覚的には初冬の頃にシベリアから渡ってくるし、冬鳥というカテゴリーなので季語としても冬の季語のような気もするけど(笑)

ところで、「フォト×俳句」の場合に季語そのものがズバリ写真の中にある場合。
それをどう調理するのかが問題。
特に季節がクロスオーバーするようなケースをどう考えるのか。

例えば俳句が冬の季語を使っていて、写真が真夏の海辺ってのは有り得ないけど。
秋の季語である「ツグミ」が写り込んでいるこの写真に冬の季語の俳句をセットしたら。
それは季またがりとかになるのだろうか?

今月手元に届いた雑誌「フォトアサヒ12月号」
この紙上で坊城俊樹さんがフォト俳句に関してこんな事を書いている。

『・・・・・あまり感情を入れるとくどくなる。そして写真との距離感をもう一歩遠ざけて欲しい。ポイントは「季語」は写真に写っていないものでも、その背後にあると想像して斡旋することである。(p29)』

これは、投稿作品全般にたいしてのアドバイスなんだけど。
写真に写っていない季語を斡旋すると写真と俳句の距離はその分遠くなる。
って単純な理解で良さそうだけど。

写真に写っている当該季節で無い季語はどうするのか?
そしてそれが主人公の場合はどう扱うのか?


この辺りの理解が自分の中で無いので投稿する作品はその辺りを避けたものにしている。


 [作品写真データ]
撮影日時 2015/11/13
カメラ:Panasonic DMC-FZ1000
露出:1/125
絞り:
F値:8.0
ISO:640
WB:オート
露出プログラム:
Lightroom CC2015 for Mac







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ツグミ (1 - 1)

ツグミ 秋の季語「鶫」
鳥見を始めて早いもので四ヶ月が過ぎた。
そう言えば、最初に覚えた鳥の名前がたしかこの「ツグミ」と「ヒヨドリ」だったかも。

普通種と言われる鳥たち。
その中でも代表的なのがこれらの鳥である。

ツグミ (1 - 1)-2
 
俳句ブログに鳥の写真を載せ始めて軽く一ヶ月が過ぎ。
そろそろ一巡してきた感もある。
最初の頃はそれこそ、ただただ驚きと歓びで撮していたけど。
勿論今もワクワクは止まらないのだけど。
単体の鳥見から「フォト×俳句」に戻そうかな(笑)

ツグミ (1 - 1)-3

 
知った名前が雑誌「俳句界」などに連なると少し焦ったりして。
鳥の写真も良いのだが。
どうしても日の丸構図の鳥図鑑的になってしまう。
もう少し絵としてクオリティも上げたいし。
鳥の表情などにもこだわりたいものだ。

とは言うものの・・・
例えばこのツグミなどは本日撮影したもので季節は仲春。
ところが歳時記の季語では「秋」になる。

この組合せで作品って作れるのだろうか?
俳句は春の俳句で写真は秋の季語が写っている。
これを「フォト×俳句」として一つの作品にまとめた時。
それを自分がどう捉えるか。だな。



 

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