前にも書いたけど、「山笑ふ」という季語が大好き。
手元の歳時記によると、『春の山の明るい感じ』とある。
春だからというのが理由ではなくて、基本的に山国で暮らしているので雰囲気を掴みやすいというのがその理由だったりする。
それにしても、普通にタヌキがいる生活ってのはどうよ(笑)
どうよっていっても、どうって事もないだろうけど。
こちらが動物を見つけるのが得意なのか、向こうがこちらに会いにくるのか。
そんなこと関係ねぇよと、何気に通り過ぎていく。
逃げる感じじゃなくて普通に歩いてたな。
絶対に単なる散歩だ(笑)
さてさて、そりゃそうと。
俳句を難しくさせて、それから面白くさせてくれるのが文語文法と歴史的仮名遣いだ。
最近、写真の参考書ばかり読んでいて俳句に関して疎かになっていたけど。
今日の俳句を歴史的仮名遣いで表記しようとすると。
なんだかイマイチというか、全く自信が無くなってくる。
現代的な読み方としては。
★やまわらうぼくとあいつのばかしあい★鳥見山走子
と、なるわけだけど。
頭の中でこのフレーズが出来上がって文字に起こそうとする。
季語の「山笑ふ」は何度も使っているから、「う」じゃなくて「ふ」だと分かる。
とすると、以下もそれに揃えなきゃ行けなくなってくるから辛い。
最初に気になったのが、下五の「ばかしあい」の表記。
i 音というのは確か注意しなきゃいけないポイントだった筈。
だいぶ前に買って途中まで読んでストップしていたこの本を思い出す。
この本は全編歴史的仮名遣いで書かれていたりする。
で、その140ページに解説があった。
『五 [i] 音の表記 本則 [i] 音が語頭にある場合は主として「い」と書き、語中語尾にある場合は主として「ひ」と書く』
とすると・・・「化かし合い」では無くて「化かし合ひ」となるわけかな。
で、ここで終わりにしようと、もう一度みたら中七に「あいつ」という言葉を発見(笑)
あれ?これも解説通りだと「あひつ」になるって事?
なんか、ここはおかしいよなぁ・・・と、思ってたのよ。
アップして自分で見て、どうもこりゃおかしいと。
で、ネットで色々みてたら歴史的仮名遣い辞典というサイトを見つけた。
これによると「あいつ」=「あいつ」のままらしい。
歴史的仮名遣いに関しては、書かれているものを読むのはほぼ100%可能だと思う。
ただ、書こうとすると情けなくなるほど怪しくなってくる。
ここに文語文法がジョイントされてくると、ほぼお手上げ。
だったら、現代仮名遣いで口語文法でやればと思うけど。
せっかく俳句作るんだから、文語で歴史的仮名遣いの方がカッコいいしな。と(笑)
なので・・・・
いないとは思うけど、このブログを俳句作りの参考にしようなんて絶対思わないで下さいよ。
素人が自己満足だけで作っているものだからね~
全然あてになんないからね~(笑)
これなんか、結構辛辣に書かれちゃっているけど。
俳句歴が長くなってくると、ちゃんと勉強してないと恥をかきそうだよな。
自分はまだ3年目だから初心者で通るけどね。
[作品自解]化かし合いというか、どっちが見ている方で、どっちが見られている方かってな事を表現したかったんですけどね。
自然の中に入ると人間もまた彼らと同等だからね。
更に大きな存在の元で遊ばせて貰っている感じ。
[作品写真データ]
カメラ:Panasonic DMC-FZ1000
シャッター速度:1/1250
F値:4.0
ISO:800
WB:オート
露出プログラム:シャッター速度優先
Lightroom CC2015 for Mac
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